柿の種

カレールー

チョーヤの梅酒

うまい棒(納豆味以外)

クックドゥエビチリソース

きなこ棒

中華三昧の冷やし中華

カルピス…

 

何のリストだと思いますか?

 

フランスに6年ぶりに里帰りした際に家族からリクエストされたものなんです。私の家族は何回も日本に来ているので、それぞれに日本の忘れられない味があるようです。日本人にはお馴染みで目新しさを感じないかも知れませんが、意外なものがお土産として喜ばれるのは面白いですね。

今回は久しぶりにフランスに里帰りして来たので、2回にわたってフランスのDIY 事情や家族が奮闘中のDIY を紹介しようと思います。

羽田空港から直行便で12時間、長時間のフライトは年々体に堪えますが、到着するとフランスの夏は日本よりずっと湿気が少なく過ごしやすい気候です。パリの空港でレンタカーに乗って、まず目指すのはパリ郊外に暮らす妹の家です。

妹は私よりひとつ年下の51歳、5年前に離婚して娘2人を引き取り3人で暮らしています。しかも最近は体を壊して休職中なのですが、フランスでは離婚もシングルマザーも珍しいことではないし、社会保障も手厚いので、悲壮感は全くありません。

妹は活発で思い立ったら即行動のせっかち人間。要するに私そっくりなので、幼い頃からケンカが絶えませんでしたが、大人になって遠く離れた場所に住んでいる今は、お互い良き相談相手になっています。SkypeでDIY の成果を見せあったり、アドバイスをもらうこともあります。

そんな妹が家を買ったのが5年前。70平米しかないフランスにしてはとても小さな家ですが、娘達とこつこつとDIY でリフォームして自分の城を築き上げつつあります。

 

妹は私も負けるくらい、住まいへのこだわりが強いです。離婚後すぐの仮住まいのアパートでさえ、部屋をカラーコーディネートして可愛くしていました。慰謝料やら養育権やらを争っている時によくそんな余裕があるねと言うと、彼女曰く、暗い気持ちになった時ほど明るい部屋にするんだよ、とか。女性強しです。

配管、屋根、テラスなど面積が大きく力が必要な仕事はプロに任せるとしても、フローリング張り、壁紙、ペンキ塗りは全て自分たちでやります。しかも力仕事を依頼した業者(マッチョな若者)が怠け者だからと2回もクビにしたのだとか。妹恐るべし。

正直女性だけでここまで出来るんだと驚きました。私より良い道具も持っていてちょっと悔しい(笑)フランスのホームセンターが充実していて道具や材料が手に入りやすいのもDIY 女子躍進の理由のひとつでしょう。

彼女のDIY は男勝りですが、所々に女性ならではの感性が光ります。全く違う壁紙を上手いこと重ねて使ったり、ワインの空き箱を壁収納にしたり芸が細かいんです。

感性で作っているので、時々収集がつかなくなっていることもありますが、自分が思いもつかないアイデアと行動力にはいつも驚かせられます。

DIY の才能はある妹も料理は大の苦手で何を作っても見事に不味く仕上げてきます。滞在中は妹の料理が恐ろしかったので、私が日本から持っていった材料で作ったお好み焼きや冷やし中華をふるまいました。

病気や離婚などあまり良いことが続いていなかった彼女を心配していましたが、逞しくDIY する姿を見てホッとしたと同時に自分も年齢とかを言い訳にしないでがんばろうと刺激を受けました。

 

秋に孫が生まれてお婆ちゃんになる妹。

楽しみ過ぎて可愛い孫ルームまで作っちゃいました。孫ルームは私の夢でもあるので、先を越されちゃいました。

 

次の目的地は弟の住むノルマンディー地方と両親の住むオレオン島です。900kmを走破する旅のお話は、また次回。お楽しみに!!