最終回 「パパクワッチは永遠に ~暫しのお別れ、また会う日まで~」

冬の間、クワッチたちの話題から遠ざかっていましたが、3月も中旬を過ぎてそろそろお目覚めの季節となってきました。

3月は卒業や新年度の準備で慌しくしている方も多いのではないでしょうか?

パパクワッチも実は現在の仕事を卒業して4月から新しい職場で仕事をスタートさせることに。

全く新しい職場で今までとは異なる仕事というよりも、これまでの仕事や得意分野を拡張したような仕事になります。

まさにNEXTステージを迎えた感じでワクワク、ドキドキしています。

いろいろ考えましたがそろそろこのブログも卒業の時期かと。そんな訳で今回をもって、最終回とさせていただきたいと思います。

思えば6年前、情報処理学会の実務家向けの論文集での「オオクワガタブリーダーサービスサイエンスを実践する」という発表をして以来、サービスサイエンスと趣味のオオクワガタの飼育をテーマにこのブログで連載をしてきました。

2012年には、研究の成果!?もあってかダイヤモンド社からサービスサイエンスに関するビジネス書も出版させていただきました。

勝負は、お客様が買う前に決める!」(ダイヤモンド社)

また、近年ではオープン・サービス・イノベーションをサービスにテーマを拡大して”場作り”やアイデアソン、ハッカソンなどのイノベーション手法についてメルマガでごご紹介させていただきました。

社外でお話した方からは、いろんなコメントもいただきました。

”パパクワッチ、我が家でもオオクワガタを飼うことになりましたよ!”

”事前期待という概念を知ってサービスサイエンスに親しみがもてました!”

”今度、わが社でもアイデアソンをやってみようかと思います♪”

世の中的に言うと半歩先のテーマについて議論させていただきましたが、このメルマガをご覧になる皆様にとって、多少なりとも参考になる話があったのなら幸いです。

メルマガの編集長のUさんには、本当にお世話になりました。ある時には、一読者として、そして毎月の原稿の締め切りにも辛抱強くお付き合いいただきました。改めて御礼申し上げます。

オオクワガタやかぶちゃんの飼育のキッカケとなった子供たちはすでに成人。

そんな訳で、

”まだパパクワッチ続けるの!?”

といった質問を受けることがたまにありますが、できる限り絶滅危惧種に指定されるこのオオクワガタの飼育を続けて行きたいと思います。

またどこかで皆さんとお会いできるかもしれませんね。
その時には、

”パパクワッチ、お久しぶりです!”

とお声掛けいただければ幸いです。

永い間、ありがとうございました。

皆さん、さようなら。また会う日まで。

今夏で三年目を迎える佐賀県神埼郡産のオオクワッチ80.2mm