第3回 社員が働きやすい会社って?育児・介護休業法改正から考える最新の働き方

春といえば、始まりや変化の季節。
多くの会社にとって4月は新年度で大変お忙しい時期かと思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、この4月から、段階的に育児・介護休業法が改正・導入されます。
以前より育児休業法はありましたが、さらに育児休業を取得しやすい環境整備が義務化され、最近よく耳にするようになってきた男性の育児休暇取得を特に促進。今後は今以上に男性も育児休業を取りやすくなると予想され、より柔軟性のある働き方にシフトしていく風を強く感じています。

皆さまの職場は、新しい制度に適した環境になっていますでしょうか?
法改正に伴った就業規則の見直しはもちろんのこと、育休に入る方の業務引継ぎ内容をまわりのメンバーに情報共有できる仕組み構築も重要となります。そして社員全員が、制度について理解をしていかなければならないと思います。

ではそんな環境を作るために、どんな方法を取ればよいのでしょうか?

そこでご紹介したいのが、すでに20,000社以上が導入している、様々なアプリを構築できるクラウドサービスのkintoneです。
最近はCMに出る頻度が高く、業務改善やタスクの可視化がキーワードになっています。
電車の広告でもよく見かけるため、既に知っている方も多いかもしれません。

kintoneを使えば、リモートワークのメンバーにも育休中の方の業務内容を共有することができ、周りのメンバーでのフォローが可能となります。属人化しているExcelや、顧客情報、スケジュール管理など、各部門、各チーム、各個人で持っていたタスクや情報がここで全て可視化出来るのです。

育休中の情報共有とはここでちょっと離れますが、kintoneの導入により業務の可視化に成功した、とある祭り用品を生産する会社の事例をご紹介いたします。

その会社では、部署や従業員間での情報共有がうまくできておらず、進捗や納期が見えづらいことが問題となっていました。
お客様に案内する際には安全を見て納期を多く見積もってしまうケースもしばしばあり、本来は一週間程度で納品できるものを一ヶ月間で案内してしまい、お客様は納期が長いからという理由で他社に発注せざるを得ないケースが発生。

そのような機会損失を防ぐために、部署間の情報連携を向上する切口としてkintoneを導入したところ、タスクの把握がしやすくなったり、正確な納期情報を伝達し発注数を増やせるようになりました。その結果、残業ゼロ、例年の繁忙期の1.5倍の売上を達成すること出来たのです。

ここまで読んでいただいた方には、すごく便利なサービスだとご理解いただけたかと思います。
しかし、今まで使用していた馴染みのシステムから切り替えるために、kintoneアプリ作成に専門的なスキルが必要となるのではないかと、数多くの会社のお悩み事となっています。

そのようなお客様のために、弊社コンサルチームは、kintone導入パックをご用意しております。

kintone導入パックパンフレット

また、CTIコネクテルとセットで導入すれば、電話着信時にkintoneから過去の案件や受注内容などを表示することも可能で、電話応対業務の効率化が期待できます。kintoneの導入事例は前回のコラムをご参照ください。

次回も、時代の変化に合ったシステムをご紹介したいと思います。