2025年7月2日 / 最終更新日時 : 2025年7月2日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第95回 常識が非常識、非常識が常識にすり替わる、日本経済・日本企業の「パラダイム・シフト」 週刊誌の記者生活も長くなると、いわゆる「パラダイム・シフト」に出くわすことも珍しくはなくなってくる。今、パッと思い浮かぶのは「リストラ」と「大手銀行の赤字決算」だ。 1999年に日産自動車がリバイバルプランを打ち出すまで […]
2025年7月1日 / 最終更新日時 : 2025年7月1日 編集長 中年探偵団 第141回 電子書籍をめぐる冒険 電子書籍は便利です。 自宅に居ながらにして欲しいと思った本を、瞬時にインターネット経由で購入できるのですから。 そして購入した本は専用端末だけじゃなく、スマホやタブレットでも読むことができます。 読書灯なしの暗闇で本を読 […]
2025年6月17日 / 最終更新日時 : 2025年6月17日 編集長 今月の一冊 『see you again』 すごい本が出た。924ページで辞書のような分厚さ、しかも2段組(3段組の部分もある)。すさまじい文字量のノンフィクションである。(プライバシーを配慮して小説の体裁を取っているが、実質的には紛うことなきノンフィクションだ) […]
2025年6月3日 / 最終更新日時 : 2025年6月3日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第94回 大阪・関西万博で見かけた「マツケン」、稀代の実力社長「松澤建」さんの思い出 大阪・関西万博に行ってきた。平日だったので、これでもすいている方ではあったのだろう。しかしながら、人気の展示はほとんど予約で埋まっていたり、何時間も行列していたりで、ほとんど見物することはできなかった。 それでも、丸一日 […]
2025年5月20日 / 最終更新日時 : 2025年5月20日 編集長 今月の一冊 『学力喪失』 「計算はできるのに文章題ができない」「漢字は書けるが読解問題が苦手」こうした悩みを持つ親や教師は多い。これは単なる勉強不足ではなく、より根本的な問題だと本書『学力喪失』は指摘する。著者の今井むつみさんは子どもの言語・概念 […]
2025年5月8日 / 最終更新日時 : 2025年5月8日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第93回 エリート官僚のために一肌脱ぎ、「文通」で付き合いが深まった思い出 ”文通の歴史は、日本国内では古代から存在し、平安時代には貴族の間で盛んに行われていました。その後、戦後にはペンフレンドブームが到来し、雑誌の投稿欄などで文通相手を募集する動きが見られました。現代では、インターネットやSN […]
2025年5月7日 / 最終更新日時 : 2025年5月7日 編集長 中年探偵団 第140回 休日をめぐる冒険 5/3の朝、「大型連休も後半です」と某放送局のアナウンサーが伝えてた。 不定休の私は「なにを基準に後半と言っているのか」と絡んでみたくなった。 さらに「なぜ頑なに大型連休と言いつづけるのか」とゴネてみたくもなった。 しか […]
2025年4月15日 / 最終更新日時 : 2025年4月15日 編集長 今月の一冊 『僕には鳥の言葉がわかる』 喜ばしいことに『僕には鳥の言葉がわかる』が売れている。 著者の鈴木俊貴さんは鳥類学者。大学院時代から鳥たちの声に徹底的に耳を傾け、「シジュウカラは一定の文法を持つ言葉を話しているのではないか」という仮説を立て、その証明に […]
2025年4月2日 / 最終更新日時 : 2025年4月2日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第92回 KDDIの新社長人事に思う、企業再編「仁義なき戦い」の是非 4月1日付けで、KDDIの松田浩路常務が新社長に昇格した。1990年代に通信業界を担当していた筆者からすれば、ちょっとしたサプライズ人事である。というのも、松田氏が「KDD出身」だからだ。 ややこしい話なので、いささか長 […]
2025年3月18日 / 最終更新日時 : 2025年3月18日 編集長 今月の一冊 『有と無』 2014年刊行の『具体と抽象』がロングセラーとなり、以来、第2弾『無理の構造』(2016年)第3弾『自己矛盾劇場』(2018年)と刊行されてきた、dZEROの細谷功著作シリーズの第4弾が久しぶりに登場した。 『有と無』と […]