2025年12月16日 / 最終更新日時 : 2025年12月16日 編集長 今月の一冊 『森の探偵―無人カメラがとらえた日本の自然』 人間へのクマ被害やクマの市街地への出没などが相次ぐなか、8年前に出版された『森の探偵―無人カメラがとらえた日本の自然』(今売られているのは新装版として2021年に出版されたもの)が再注目されている。 長年、伊那谷に住み、 […]
2025年12月2日 / 最終更新日時 : 2025年12月2日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第99回 「くじ引き市長」と「じゃんけん総長」、某名誉教授から聞いた「東大あるある」の抱腹絶倒 神栖市(茨城県)の市長選挙で、立候補した2人の得票がきっかり同数となり、「くじ引き」で現職が敗れるという椿事があった。くじ引きで決めるというのは、公職選挙法に基づくのだそうだ。法律の条文なんて無味乾燥で面白くも何ともない […]
2025年11月17日 / 最終更新日時 : 2025年11月17日 編集長 今月の一冊 『HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学――あなたの限界は、まだ先にある』 『HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学』は「見えない伸びしろ」をどう見つけ、どう育てるかを、最新の知見と具体的なエピソードとで立体的に示してくれる一冊だ。著者はペンシルベニア大学ウォートン校教授で組織心理学者の […]
2025年11月6日 / 最終更新日時 : 2025年11月6日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第98回 「売れる」「売れない」「面白い」「面白くない」、ビジネス週刊誌「4象限マトリクス」の迷宮 どんな雑誌でも、看板になるのは「特集記事」である。そして、どんな特集記事も「4象限のマトリクス」に分類できる。 「売れる」「売れない」「面白い」「面白くない」という要素を組み合わせると、「売れる&面白い」「売れる […]
2025年11月4日 / 最終更新日時 : 2025年11月4日 編集長 中年探偵団 第143回 コラムをめぐる冒険 あんなに暑かった夏が、あっという間に寒い秋になってしまいました。 もはや初冬といっても過言ではありません。 急に寒くなったせいか、私のまわりではインフルエンザやコロナが流行りだしています。 クラスターという懐かしい言葉が […]
2025年10月21日 / 最終更新日時 : 2025年10月21日 編集長 今月の一冊 『「科学的に正しい」の罠』 「科学の言葉」が、いつのまにか誰かの“物語”を正当化するための道具と化す――本書『「科学的に正しい」の罠』は、その怖さと向き合うための本とも言える。著者は進化生物学者の千葉聡。『歌うカタツムリ』で毎日出版文化賞を受け、『 […]
2025年10月7日 / 最終更新日時 : 2025年10月7日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第97回 ヒラの記者が副編集長の2倍も稼ぐ、知られちゃいけない出版社の「給料事情」 今回は、読者の皆さまお待ちかね、出版社の「給料事情」を暴露しようと思う。「お待ちかね」じゃないって?(笑)。でも、新入社員の時分には、大学の同級生によく「初任給」のことを聞かれたことを思い出す。 同級生は都市銀行、メーカ […]
2025年9月17日 / 最終更新日時 : 2025年9月17日 編集長 今月の一冊 『僕たちは言葉についてなにも知らない』 言葉は「魔術」であるーー小野純一の『僕たちは言葉についてなにも知らない』の冒頭にある文章だ。言葉は記号として情報の伝達に使われるだけのものではなく、人やモノにふれることなく、人の感情や行動、ひいては現実そのものを動かす、 […]
2025年9月2日 / 最終更新日時 : 2025年9月2日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第96回 あってはならない「原稿を落とす」、知られざる週刊誌の緊迫締切事情 先月は、いろいろ理由(ワケ)があって、原稿を締切に間に合わせることができなかった。マスコミ業界では、これを「原稿を落とす」とか「原稿が落ちる」とか呼んでいる。 Googleで「原稿を落とす」を検索すると、AIによる概要に […]
2025年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年9月1日 編集長 中年探偵団 第142回 記憶をめぐる冒険 長い間、「中年」を自認してきたが、気がつくともう「初老」である。 それできょうから「初老探偵団」とコラム名を変更します。 という話ではなく、年齢相応に気力体力が衰えてきたという寂しいお話です。 特に記憶力の衰えは凄まじく […]