2025年4月15日 / 最終更新日時 : 2025年4月15日 編集長 今月の一冊 『僕には鳥の言葉がわかる』 喜ばしいことに『僕には鳥の言葉がわかる』が売れている。 著者の鈴木俊貴さんは鳥類学者。大学院時代から鳥たちの声に徹底的に耳を傾け、「シジュウカラは一定の文法を持つ言葉を話しているのではないか」という仮説を立て、その証明に […]
2025年4月2日 / 最終更新日時 : 2025年4月2日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第92回 KDDIの新社長人事に思う、企業再編「仁義なき戦い」の是非 4月1日付けで、KDDIの松田浩路常務が新社長に昇格した。1990年代に通信業界を担当していた筆者からすれば、ちょっとしたサプライズ人事である。というのも、松田氏が「KDD出身」だからだ。 ややこしい話なので、いささか長 […]
2025年3月18日 / 最終更新日時 : 2025年3月18日 編集長 今月の一冊 『有と無』 2014年刊行の『具体と抽象』がロングセラーとなり、以来、第2弾『無理の構造』(2016年)第3弾『自己矛盾劇場』(2018年)と刊行されてきた、dZEROの細谷功著作シリーズの第4弾が久しぶりに登場した。 『有と無』と […]
2025年3月17日 / 最終更新日時 : 2025年3月17日 編集長 アラフォー夫婦が見た世界 最終回 137日間の旅の終わり~アルゼンチン・カナダ・日本へ帰国 パラグアイの民宿小林を出て、アルゼンチンのプエルト・イグアスに着いた頃にはすっかり日が暮れていたので簡単に街中で夕飯を済ませた。 翌日、イグアスの滝をアルゼンチン側から見学することに。国立公園になっていて、回るコースが色 […]
2025年3月6日 / 最終更新日時 : 2025年3月6日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第91回 高柳肇さんの訃報に接して思い出した、コンピュータ業界再編の「裏面史」 昨年12月に亡くなった高柳肇さんは、日本IBMの黄金時代に頭角を現わし、ピッカピカの社長候補として知られていた。1941年生まれ、65年日本IBM入社だから、時まさに高度経済成長期である。 アメリカ本社のIBM社長補佐に […]
2025年3月5日 / 最終更新日時 : 2025年3月5日 編集長 中年探偵団 第139回 マラソンをめぐる冒険 3月2日、知人の東京マラソンの応援に行ってきた。知人が東京マラソンの抽選に応募し続けていたのは知っていた(もちろん、ハズレ続けていることも)。応募する行為そのものに意義があるのだろうと思っていた。 それが当たったという。 […]
2025年2月18日 / 最終更新日時 : 2025年2月18日 編集長 今月の一冊 「ベルを鳴らして」『箱庭クロニクル』 ある大手書店では、坂崎かおるの作品はSF小説の棚にささっていた。その近くにある別の書店では現代小説のコーナーにあった。おそらく他の書店ではファンタジーの棚に置かれ、また別の書店では純文学のコーナーに並んでいることだろう。 […]
2025年2月17日 / 最終更新日時 : 2025年2月17日 編集長 アラフォー夫婦が見た世界 第22回 日本を感じた南米の街 ~ アルゼンチン・パラグアイ ~ チリのアタカマを出発した私達が目指したのは、パラグアイのイグアス居住区にある伝説の宿「民宿小林」だった。元々パラグアイに立ち寄る予定はなかったものの、南米を旅するならここに立ち寄らずに日本に帰ることはできない気がして、ア […]
2025年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年2月4日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第90回 サラリーマン生活の半分に及んだデスク稼業、世間の常識とは正反対の「記者と管理職」の実態 その昔に働いていたビジネス週刊誌編集部には、編集長が1人、副編集長が6~7人、記者が30人以上いた。副編集長(デスク)に昇格すると「管理職」になるわけだが、今回は週刊誌の世界における「記者と管理職」について書いてみたい。 […]
2025年1月21日 / 最終更新日時 : 2025年1月21日 編集長 今月の一冊 『俺の文章修行』 文章をうまく書きたい、と思う人は多いだろう。そんな需要に対して、谷崎潤一郎はじめ、作家による文章読本が多く出版され、様々な書き手が綴る「私の文章修業」なる雑誌連載もあったと記憶している。今月発売された町田康の『俺の文章修 […]