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今月の一曲

-佐々木 隆行 by ilii
音楽オタクの佐々木さんが、独自の視点とボキャブラリーで新旧の音楽を斬りまくる!

The Cure「In Between Days」(Smith)1985Fiction

「売れ線」という言葉があります。一般大衆がわかりやすくキャッチできる意匠をちりばめ、作品の充実よりも大きなセールスを狙う。音楽だけでなく、映画や小説でも「売れ線」という考え方はあります。 しかし、昨今「売れ線」は、退潮傾 …

「最後のkiss」(小泉今日子/Ebby)1991Victor

恋は、必ず終わる。人は恋することで自分を知り、愛することで成長する。そして、あんなに手に入れたかった高嶺が、ふと、凡庸に見える瞬間が訪れる。 アルバム「Afropia」は、小泉の最高傑作であるばかりでなく、綿々と続く日本 …

「And She Was」Talking Heads (David Byrne)1985 Sire

最近、90年代~00年代のデヴィッドバーンのソロアルバムを何枚か聴いてみました。80年代、トーキングヘッズは、かなりメジャーな存在で、知的かつアグレッシブなサウンドは、日本でも高く評価されていました。私のお気に入りのバン …

「蒼い追憶」 稲垣潤一 (湯川れい子/見岳章)1982 Express

甘いハイトーンヴォイス。シティポップスと歌謡曲のハイブリッド。マイナー調のメロディーとAORテイストのサウンドプロダクション。ここにも日本独自の音楽の完成形があったのです。 過度な抽象性を持つロックも、過度な具体性を持つ …

「Jive Talkin’」 Bee Gees 1975 Polydor

ロックンロールという、とんでもなく巨大な亜種を創出しながら、70年代中盤、より大衆化され、ディスコミュージックを産み出しました。黒人が連行された土地である米国だけでなく、英国人までもが、このダンサブルなリズムを咀嚼し、巨 …

ニガミ17才「ただし、BGM」2020苦味興行 NIGAAJI

最近の音楽はあまり聞いてなかったので、反省してYoutubeをツラツラ観てみると出てくるわ、出てくるわ。ガチっと自身のセンスを表現しているバンドが、特に日本に多かったのです。印象的なのは、エッジとマスのセグメントがほぼな …

山下達郎「WINDY LADY」(山下達郎)1976RCA

山下達郎のデビューアルバム『CIRCUS TOWN』の超絶ファンキーチューン。 演奏は米国のスタジオミュージシャンですから、グルーブが本物なのは、当然ですが、驚くべきは、弱冠23歳の日本人が、ブラックミュージックの精髄を …

薬師丸ひろ子「Woman “Wの悲劇”より」(松本隆/呉田軽穂)1984東芝EMI

ここ数年、コンサートを積極的に行っていたことは、知っていました。また、大瀧詠一作曲の「探偵物語」やこの曲が、1980年代のスタンダードとして、屈指の名曲であったことは再認識していました。 そんな折、2019年のライブ映像 …

Sheila E. 「The Glamorous Life」(Prince)1984Warner Bros

1980年代半ば、プリンスは世界の音楽の頂点に鎮座していました。孤高の存在として、数多の普通の天才を遥かに凌駕した境地にいたのです。 当時高校生の私は、殿下のアルバムが発表される度に、その圧倒的な創造性に驚愕させられてい …

三上博史 『Kanzen』 (Bowne/Blume/Mikami) 1991Victor

1991年、三上博史の3rdアルバム「Oral」。ほぼ同時期に発売された小泉今日子の「Afropia」と型番が連番だったのことを印象的に覚えています。当時の人気俳優の二人は、映画やテレビドラマでも共演していましたが、この …

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