2026年3月18日 / 最終更新日時 : 2026年3月18日 編集長 今月の一冊 『不安の世代 スマホ・SNSが子どもと若者の心を蝕む理由』 2010年代初頭を境に、欧米の10代の若者たちの間でうつ、不安障害、自傷行為などが急増している。特に女子に顕著で、自殺未遂率が2倍近くに跳ね上がった国もある。そしてそれは、スマートフォンが爆発的に普及し、SNSが10代の […]
2026年2月16日 / 最終更新日時 : 2026年2月16日 編集長 今月の一冊 『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』 実際に我々自身が体験してきたニュースが、俯瞰され、再構築され、小気味よい文体のエキサイティングな歴史読み物に転換されるのだから、これが面白くないわけない。ページを繰る手が止められなくなるのだ。 『新書 世界現代史』は、ト […]
2026年1月19日 / 最終更新日時 : 2026年1月19日 編集長 今月の一冊 『「偶然」はどのようにあなたをつくるのかーすべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味ー』 都心のビジネス街の大型書店で、ブライアン・クラースの『「偶然」はどのようにあなたをつくるのか』が、大々的に展開されているのを見たとき、一瞬「大丈夫か?」と思った。というのも、本書は、まさにその書店で売られている数々の自己 […]
2025年12月16日 / 最終更新日時 : 2025年12月16日 編集長 今月の一冊 『森の探偵―無人カメラがとらえた日本の自然』 人間へのクマ被害やクマの市街地への出没などが相次ぐなか、8年前に出版された『森の探偵―無人カメラがとらえた日本の自然』(今売られているのは新装版として2021年に出版されたもの)が再注目されている。 長年、伊那谷に住み、 […]
2025年11月17日 / 最終更新日時 : 2025年11月17日 編集長 今月の一冊 『HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学――あなたの限界は、まだ先にある』 『HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学』は「見えない伸びしろ」をどう見つけ、どう育てるかを、最新の知見と具体的なエピソードとで立体的に示してくれる一冊だ。著者はペンシルベニア大学ウォートン校教授で組織心理学者の […]
2025年10月21日 / 最終更新日時 : 2025年10月21日 編集長 今月の一冊 『「科学的に正しい」の罠』 「科学の言葉」が、いつのまにか誰かの“物語”を正当化するための道具と化す――本書『「科学的に正しい」の罠』は、その怖さと向き合うための本とも言える。著者は進化生物学者の千葉聡。『歌うカタツムリ』で毎日出版文化賞を受け、『 […]
2025年9月17日 / 最終更新日時 : 2025年9月17日 編集長 今月の一冊 『僕たちは言葉についてなにも知らない』 言葉は「魔術」であるーー小野純一の『僕たちは言葉についてなにも知らない』の冒頭にある文章だ。言葉は記号として情報の伝達に使われるだけのものではなく、人やモノにふれることなく、人の感情や行動、ひいては現実そのものを動かす、 […]
2025年8月19日 / 最終更新日時 : 2025年8月19日 編集長 今月の一冊 『人間には12の感覚がある』 渡り鳥たちが量子もつれで磁場を見るー15年ほど前にその説を知ったとき、衝撃を受けるとともに、とても「美しい」と感じた。鳥の網膜にあるクリプトクロム(光受容タンパク質)が光に反応し、遊離基のペアがスピン相関を持つ状態になり […]
2025年7月16日 / 最終更新日時 : 2025年7月16日 編集長 今月の一冊 直木賞2025選考直前 候補作ご紹介 7月16日の直木賞選考会直前ということで、今回はその候補作について取り上げようと思う。 もっとも受賞の可能性が高いのは、やはり『逃亡者は北へ向かう』(柚月裕子著)だろう。柚月さんは3回目の候補で今回の候補者の中では最多。 […]
2025年6月17日 / 最終更新日時 : 2025年6月17日 編集長 今月の一冊 『see you again』 すごい本が出た。924ページで辞書のような分厚さ、しかも2段組(3段組の部分もある)。すさまじい文字量のノンフィクションである。(プライバシーを配慮して小説の体裁を取っているが、実質的には紛うことなきノンフィクションだ) […]