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今月の一冊

-土屋 敦
書評家・編集者の土屋 敦氏が厳選した珠玉の一冊をご紹介します。

『渋谷ギャル店員 ひとりではじめたアフリカボランティア』

アフリカ南部にある国・モザンビークを先月、サイクロンが襲い、大統領は「死者が1000人を超える恐れがある」と発表した。それどころか、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の声明では、サイクロンが襲来した人口53万人のベイラ …

『悲観する力』

前向きに未来を語ったほうが楽しいに決まっているし、気分もあがるものだ。そんなときに「うまくいかないかも」とか「きっとダメだろう」などと言われたら、不愉快になるし、そんな人間が自分のチームにいてほしくない、と思うかもしれな …

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』

皆さま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、年末年始といえば、例年、その年に買ったものの読まずに置いておいたいわゆる「積ん読」だけだった本を読む時間となることが多い。そのなかで面 …

『学校の「当たり前」をやめた。』

今、教育に関心を持っている人たちの間で大きな話題になっている本が、麹町中学校校長の工藤勇一さんが書いた『学校の「当たり前」をやめた』だ。amazonのランキングでも総合ベスト20位以内に入り、一時はネット書店では軒並み売 …

2018年 時代小説3選 『星夜航行』『信長の原理』『童の神』

この時期、年末に発表される小説ベストテンなどのアンケートが、私のところにも回ってくる。だいたい10月いっぱいまでに出た小説を対象にアンケートを行い、集計して年末に発表するのだ。 私は特に時代小説のランキングに毎年関わらせ …

『銀河食堂の夜』

さだまさしが初めての小説『精霊流し』を書いたとき、所詮は音楽活動の傍らの余芸に過ぎないだろう、なんて思いつつ読み、その完成度に驚いたことを思い出す。その後、『解夏』『眉山』『アントキノイノチ』と次々に小説を出版し、いずれ …

『家族のためのユマニチュード』

今回ご紹介するのは、『家族のためのユマニチュード』という本。フランス生まれの介護の技法である「ユマニチュード」に基づいて、介護や認知症ケアを実践するための入門書である。 ユマニチュードは、「”その人らしさ”を取り戻す」た …

『限界を超える子どもたち 脳・身体・障害への新たなアプローチ』

著者のアナット・バニエルは、脳の可塑性を活用し、脳性麻痺などの障害を持つ子どもたちの訓練などを行っている。『限界を超える子どもたち』はそのアプローチや考え方について書かれた本だ。 ハイハイができない赤ちゃんがいたとき、ど …

『FREE BIRD 自由と孤独』

谷口浩さんは、フィジー共和国で語学学校を設立し、大きく成長させた人だ。さらにその手腕を買われてフィジーの国立高校の理事長となり、底辺校だったその高校を立て直した。『FREE BIRD 自由と孤独』は、その軌跡を追った半生 …

『道具箱はささやく』

警察学校を舞台とした『教場』などで知られるミステリー作家の長岡弘樹の新作『道具箱はささやく』は、わずか15ページ弱の作品を18篇も集めた掌編集。いずれも切れ味鋭く、この作家の才気を存分に堪能できる。 全体を通したテーマは …

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