最近の音楽はあまり聞いてなかったので、反省してYoutubeをツラツラ観てみると出てくるわ、出てくるわ。ガチっと自身のセンスを表現しているバンドが、特に日本に多かったのです。印象的なのは、エッジとマスのセグメントがほぼなくなっていること。一般受けする音楽と、マイナーな音楽はもはや垣根がなくなっていて、とんがったセンスとマーケティング力を両有しないとダメなのか?

圧倒的なのはニガミ17才でした。ヴォ―カル&ギターの岩下優介はぱっと見、キモイおっさんですが、ラップの独特なリズム感が凄い。歌詞はほとんど聞き取れません。
しかし、「河童や天狗の類」と言ってるところだけが、めちゃめちゃ聞こえます。

そして、ギター。PVで見るにテレキャスで弾いているカッティングは、シンプルな山下達郎風ですが、独特なラップと完全に同期して、和風ファンクの現在進行形を見せてくれます。

そこに加わる平沢あくび(30)。不思議ちゃん風なルックスと声ですが、30才ですよ。彼女のルックスとセクシャリティがバンドのマーケティングを支えているのでしょうが、30才。ニガミ17才なのに。

リズムセクションも手堅くファンキーなのですが、もはや黒人自身の60年代のソウルのオリジナリティなど関係なく、ファンクなリズムを自分のセンスで咀嚼するのが基本中の基本になっている様子。

ポップミュージックの基本である中毒性を恐らく岩下が練りに練っているからこその「ただし、BGM」。

https://nigami17.com/