第112回 令和2年、夏

今年は恒例の大規模ビアガーデンはなく、花火大会もなかった。
夏祭りの縁日もなく、浴衣姿の女性もいなかった。

今年の夏は何もなかった。。。
とはいえ、暑い日はあって、短いながらも夏休みはあった。

自分もなんらかの活動はしていたはずで・・・
というわけで、7月の日記を拾い読みしてみる。
(日記といってもメモ書きなので、補足として「注書き」してます)

★7月4日 曇り★
午前中 庭の草刈り
汗だくになったので水シャワー浴びる
缶ビール 昼寝

注:健康的なのか、不健康なのか。

★7月5日 晴れ☆
散髪

注:思い返してみると、この日を最後に理髪店に行ってない。
今はネット通販で買ったヘアトリマー(電気バリカン)で毛髪を削ってる。

★7月6日 晴れ☆
ひとり立ち呑み 中ジョッキ2杯、ハイボール1杯
枝豆 ザンギ(注:鶏の唐揚げ)
Aさんとワインバーから洋楽MVのお店へとハシゴ
タクシーで帰宅

注:立ち呑み屋さんはカウンターに正対できたので密ではなかった(盛況時はカウンターに対して斜め立ち)。
ワインバーでは、酒を飲む時以外はマスクをするようにとの注意書きがありました・・・。

★7月9日 晴れ☆
紀伊國屋で本を買う

★7月10日 晴れ☆
紀伊國屋で本を買う

注:本を買うけど読まないのが、最近のトレンド。
同じ書店で本を買うのは会員ランクを維持するため。いわゆる「マイル修行」のようなもの。

★7月11日 晴れ☆
午前 病院、西友
「僕の名はアラム」読了

注:たまには本を読むこともある。

★7月16日 晴れ☆
M田、M上、O田、N田と「炭や」
O田が抜けて、気がつくと「つぼ八」
終電に乗れず、タクシーで帰宅

注:「炭や」は美味しい焼肉屋さん。昔は「炭」そのものを売っていたという噂があるが、定かではない。
「つぼ八」は居酒屋チェーン店。昔は酒を8個の壺に入れていたという噂があるが、定かではない。

★7月17日 晴れ☆
夏オフ 白老 テスラ
苫小牧ホテルニュー王子
ほっきづくし

注:毎年恒例のオトナの修学旅行、夏オフ。今年の目的地は白老(しらおい)町。
テスラとは、イーロン・マスク率いるテスラ社製の電気自動車。もちろん知人のです。
静かな車内でSpotifyから流れる「香水」を聞きながら白老に向かう。
途中、苫小牧のホテルで昼食をとる。
本当はテレビでお馴染み「マルトマ食堂」のホッキカレーがお目当てだったのに、11時時点で数十人の待ち行列を見て断念。
なのでホテルの和食レストラン?で「ほっきづくし」(苫小牧名産の北寄貝のフルコース定食)を食す。
白老町では、民泊を初体験。
広々として瀟洒な一軒家で、その場にそぐわないおじさん11人が集う。
そして、そこで始まった不要不急の呑み会。話題は尿酸値、血糖値、高血圧。
いろんな意味で「自粛」すべきなのに・・・夜は更けていく。

★7月18日 曇り晴れ★
白老
朝 とりめし
ウポポイ
昼 海鮮丼 天ぷら
午後 焼肉 ほっき刺身
夜 焼肉

注:白老町には海も山も牧場もある。競馬馬の産地でブランド牛肉「白老牛」や虎杖浜タラコなどが有名。
今年7月12日に民族共生象徴空間「ウポポイ」オープン。
(もちろん新しもの好きのおじさんたちはそこに行きましたが、騒動勃発。その顛末はいろいろと差し障りがあるので、大人の事情で割愛)
で、この日も海の幸、山の幸を食べました。めでたしめでたし(?)。
白老牛があまりに美味しかったので、昼と夜の間にも焼肉を食べてます。ゲスの極み。。

★7月19日 晴れ☆
白老 朝温泉
朝 牛肉ご飯
帰宅

注:民泊の近くに歴史のありそうな温泉あり。
湯船は外と内に合わせて5つ。その中で、黒い湯に満たされた湯船は異常に温度が高く、片足すら入ることができず。
にもかかわらず、中で目を閉じて微動だにしないご老人。何か特別な訓練を受けているのか、すでに涅槃の人なのか。
朝も白老牛の炊き込みご飯。牛なのにウマかった。。

★7月20日 晴れ☆
蒸し暑い

★7月22日 曇り雨★
紀伊國屋で本を買う
「カリブ諸島の手がかり」読了

注:久しぶりに意表を突かれる。

★7月27日 雨 曇り★
健康診断

注:この時の診断結果が届く。
体重が増えたのは、「お籠もり自粛」のせいか、はたまた白老牛のせいなのか・・・。

こうして振り返ると、奇妙ながらも夏はあったかも(内容はないけど)。

この勢いで8月の日記も拾い読みを・・・(以下、略)