第2回 DXは深くて広い!?
元信金マンのDX営業雑記の第2弾として、本日はDXについてもう少し触れてみたいと思います。
私がお客様へ営業している中でも、「DX」というワードは着実に浸透していると感じております。
しかし、企業によってDXの捉え方はまちまちで、ある企業では「DX=AI」や「DX=RPA」のような最新のデジタル技術といわれるものを導入採用すればDXである、といったニュアンスのよう。
大半は、このような企業様が多いのではないでしょうか?
もちろん、これも一つの「DX」といえばそうなのですが、(私もそう思ってました(;^_^A )
実は、あくまでもこれは「デジタライゼーション」の一つで、「DX」を推進していく上での単なる手段でしかないと考えます。
「DX」というのは、「デジタライゼーション」を活用し、その先に、今までにない新たな商品・サービスといった「価値」を生み出すことであります。
身近な「DX」の例を挙げると、例えばSNSやネット動画配信サービス、または電気自動車等も「DX」の代表的なものでしょう。
今では当たり前となった、いわゆる「ニューノーマル」といわれるものですが、「世にないもの」が、「新たに生まれる」というのが、まさに、「DX」の真骨頂ではないでしょうか。
ただ単に、業務を効率化させるだけでは、「DX」とは言えません。
昔から、新しい価値を創造するといった考えは、長い歴史上ずっとなくならない、企業の課題ともいわれる分野です。
その新しい価値を考えていく上で、この厳しい時代の中、今の業務を「継続」し、且つ新しい分野に挑戦していく事が大事なのです。
これまで生まれてきた「ニューノーマル」は、どうやってできたのか?
それは、「人」です。
「人」は考え、ディスカッションを行い、五感をフルに活用し、新たなものを生み出せる創造主。
これは、AIやロボットでは不可能です。なぜならAIもロボットも人が作り出した産物だから。従って「DX」を推進していく上で最も重要なのは、「人」であることは間違いありません。
では、なぜ今AIやIoT、RPAなどといった分野が注目され取り組まれようとしているのか。
これが、前回お話しした「時間」です!
新たな価値を生み出すために、「人」は考えなくてはいけません。ディスカッションしなければなりません。しかし、多忙に負けて考える時間がないのが現状ではないでしょうか。
その為に、今、AIやRPAなどの最新技術を活用し、時間を作り出すということを「DX」を推進する中で並行して行われているのです。
「DX」推進は、目的を失わないようにしなければ、ただの業務改善に終わってしまいます。
まずは、「DX」の知識を深めた上で、ビジネス上のゴールを指し示し、取り組むことが重要であると考えます。
<ご紹介>
今の企業には、「DX」を時代を支えるIT先端技術トレンド(IT)とビジネストレンド(BT)、双方を理解している人材が求められています。
これらの知識レベルを知ることが出来るのが「DX検定」です。
私もこれから挑戦してみようと思います。
皆様も是非、挑戦されてみてはいかがでしょうか?
これからの企業の大切な「人材」として、プラスになるのではないでしょうか。
ご自身のスキルアップ、キャリアアップに活かしてみては?
<DX検定案内>
https://www.ifs-j.com/itbt
(参照ページ:日本イノベーション融合学会)
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