第8回 全人類に使える最強コミュニケーション

前回はメタバースを利用したコミュニケーションについて書きましたが、これを仕事で活用出来るのは当分先の話になるかと思います。

ということで、今回は「今すぐ使えるコミュニケーション方法」についてご紹介します。

皆さんは、職場での人間関係でお困りごとはありませんか?
部下との距離感が分からない、もっとチーム内の結束力を深めたい・・・など、様々な悩みがあるかもしれません。
「人間関係」に関する悩みは、主な転職理由の一つでもありますので、より良い職場を作るためにもコミュニケーションは欠かせないと言えますね。

そこで一つ、私から皆さんに伝授したい「全人類に使える最強コミュニケーション」術。
それは「褒める」です!

「そんなことをわざわざ記事にするんかい」と思ってしまうかもしれませんが、最後までお付き合いください。

例えば、「○○さんのあれが良かった」「あの一言で凄く助かった」など、普段心の中だけで思うようなことや、”社会人として当たり前の行動”だと思って見逃してしまうことを「わざわざ」口にしてみましょう。
後輩や上司など立場は関係なく、なるべく思ったらすぐ言うようにしてください。

「好意の返報性」といって、「人は何かをしてもらったら、何かを返さなくてはいけない」と感じる心理作用があります。
無意識にお返しをしなければいけない、と思うため、褒められることによって「もうちょっと頑張ってみよう」とよく仕事をこなしてくれたり、チームに対して「お返し」をしてくれるようになり、結果的に働きやすい環境に繋がるかもしれません。

あるサイトでの、男女約2300人を対象とした2022年の調査(※)によると、今や20代の8割が「出世に興味が無い」と考えていて、転職も当たり前になってきた時代です。
「厳しくて怖い人」と一緒に仕事をしなければいけない理由は無くなりつつあるんです。
よって、「職場の離職率を減らしたい」とお考えの人にも「褒める」方法は是非試していただきたい!
最初は難しいかもしれませんが、仕事の成果だけでなく、過程にも良いところを見つけられるようになると、チームワークがグッとよくなるかも。

今回は褒めるコミュニケーションについてご紹介させていただきましたが、仕事には情報連携も必須ですよね。
簡単に情報連携アプリが作成できる「Kintone」のご紹介もしていますので、何かお困りごとがあれば我々コンサルチームにお任せください。
次回もよろしくお願いします!

※2022年・転職メディア「転職サイト比較plus」20代を対象に実施した「出世欲」に関するアンケート調査より