「こどもの日」の朝、夢の切れ端を掴んだまま目が覚めました。

その夢には小学校の頃の友達が出てきました。
自分の年齢や姿は判然としませんでしたが、友達は小学生のままでした。
というか、その友達には小学校卒業以来、会ったこともなく、存在すら記憶の彼方に飛んでいました。
でも、突然、夢の中に現れたのです。

その夢で、私は友達に「まほうのチョーク」という本を貸していて、返して欲しいとお願いしていました。
でも「面白いからもう少し貸して」と言われて、どうしようかな、とモヤモヤしているうちに目覚めたのでした。

夢とはいえ、これは実際にあったことなのです。
夢に出てきた友達に貸したかどうか定かではありませんが、大好きだった「まほうのチョーク」という本を誰かに貸してそのまま無くなってしまったのは事実です。
そんなわけで、未練がましく何年か一度「まほうのチョーク」を思い出します。
思い出すといっても、面白かったなという印象だけで、あらすじは思い出せません。
主人公の男の子がまほうのチョークで棒人間をいたずら書きをしたら、その棒人間が現実世界に飛び出してきて、いっしょに遊ぶという話だったような・・・(まったく違うかも)。

以前、本屋さんの児童書コーナーで探してみたことがありますが、もちろん見つけられるわけもなく。。。
(日本の童話作家さんの「まほうのチョーク」という本がありますが、私の「まほうのチョーク」(?)は外国のお話なのです。安部公房が書いた「魔法のチョーク」という小説もあるようです)

今は魔法のようなインターネットがありますから、検索をするとすぐに見つけられます。
「まほうのチョーク」(作 シンケン・ホップ、画 マルビン・ネセット、訳 山室静、偕成社/世界の子どもの本13 1966年)
シンケン・ホップという名前の記憶はありました。子供ごころに珍しい名前だと思っていました。
長じて「真剣」に「ホップ」の香りに身を任せてビールに溺れることになりました(どうでもいい情報です)。

シンケン・ホップはノルウェーの人です(というのを今回知りました)。ノルウェー人だからなのか、耳慣れない名前なので印象に残ったに違いありません(という独断)。

絵はマルビン・ネセットという人です。経歴はよくわかりませんが、この人もノルウェー人なのでしょう。名前が耳慣れないです(という偏見)。

翻訳をした山室静は、ウィキペディアによると詩人、文芸評論家、翻訳家とあり、北欧文学の翻訳が多く、アンデルセン(童話)やイプセン(人形の家など)、トーベ・ヤンソン(ムーミンシリーズ)ら多数の北欧作家の翻訳を手がけているようです。

以上、インターネット情報ですが、情報源によってはイラストが司修という記載もあります。
司修氏は大江健三郎の本の装丁などで有名な画家なので、この本の装丁をしていたのかもしれません。

ここまで調べてみると、「まほうのチョーク」を改めて読んでみたくなりました。
紀伊國屋のサイトやアマゾンで調べてみましたが、やはり現行の書籍としては見つけられませんでした。
となると、インターネットの古書のサイトを検索するしかありません。

で、インターネット古書店を検索すると、あっけないほど簡単に見つかりました。インターネットってすごいですね。
日焼けや表紙キズなどがあるそうですが、間違いなく探していた「まほうのチョーク」のようです。
早速、「買い物カゴ」に入れて、注文しました。
到着はたぶん来週でしょう。

どんなお話だったのか、今回報告できないのは残念ですが、きっと面白く読めるに違いありません。

なぜなら、いくつになっても子どものこころを持ち続けていますから。
(いい歳して何やってるんだと言われることもありますが)

最後に、種明かしをすると、この今回の子どもの作文のような文章は、夢の中で見つけた「まほうのチョーク」で書いています。(もっと種明かしをすると、連休中にお花見に行って、北海道ならではの桜の花の下でのジンギスカン情報を提供する予定でしたが、諸般の事情でできませんでした。大人って窮屈です)

今月の結論:一年一度 童心に返る(一年一度 酔っぱらう)