第1回 システムリサーチとDXと私

時代が求めるDX(デジタルトランスフォーメーション)として、AI、IoT、Cloudなど、たくさんの技術がありますが、日本国内の企業はDX推進が世界に比べ遅れていると言われています。

なぜでしょう?

それは、単純に忙しすぎるから。

企業が自動化を主軸とした業務効率化(DX)を進める上で、課題として挙げられるのは「時間」です。

いくら最新の技術が素晴らしくても、それを活用したり、検討するための時間なかなか取れないというのが私たちビジネスマンの現実です。

日本人は、真面目さゆえ業務は細かく、複雑な仕事をこなしていると言われますが、実際その通りで、マニュアル化されている業務であっても改善意識が高く、独自に工夫し改善を図ることで業務が属人化されてしまうケースが少なくありません。だからルーティンワークが増え、考える「時間」が取れないのです。

そこへ来て、追い打ちをかけるように「働き方改革」なるものが登場し、さらにはコロナ禍の影響で「テレワーク」だ、「休業」だなどと、働く時間が減少してしまっているのが現状です。

でも、逆を返せばこのような経済の危機的状況が今、今までにない”ニューノーマル”な働き方を考えるチャンスではないでしょうか。

「自動で行える業務はロボットへやらせよう!」

「今までのやり方ではダメだ、危機的状況を乗り越えるため、新たなビジネスを考えよう!」

このような状況下で再度注目を浴びているのが、「RPA」(Robotic Process Automation)です。

RPAは、自動化できる業務を人間の代わりソフトウェアロボットがやってくれるという技術。これにより、新たなビジネスを考える時間を創出することができるのです。

これまでソフトウェアのシステム開発を得意としてきた当社が、新たに挑戦を始めている分野のひとつです。

挨拶が遅れましたが、私は前職13年間、信用金庫の営業をしておりました。

泥臭い提案営業、コンサルティングのまねごとをコツコツ自分なりにカスタマイズして、自分の社会的スキルを形成してきました。

そんな私に足らなかったモノ。
それは、「IT」です。

IT知識がないゆえに、今一歩お客様への提案力が完成していない状況に、違和感を感じておりました。

そんな中、システムリサーチという会社に出会い、PRAという武器を持ったのです。

ITとは無縁の仕事をしてきた私にとって、最新のデジタル技術は衝撃でした。
感動でした。喜びでした。ITリテラシーの低かった私だからこそ、お客様に伝えられことがあるのではないかと。

RPAの伝道師として、今後このメルマガを通じて、パートナーの皆様にDXの”今”をわかりやすくお伝えしていければと思います。

 

~お知らせ~

2020年11月20日の『DX WEBINAR』DXをスタートしたい経営者へ ~AIで出来ること、業務改善の未来像~に登壇します。

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AIって何ができるの? どこにAIを導入していけばいいのだろう? DX 推進の観点も絡めながら、失敗しないAI導入を一から学ぶことができます。

AIでどのようなことができるのか、一部製品紹介もございますので、是非ご参加ください。