第3回 ソーシャルなオープンソース
早いものでこのコラムも3回目。
今回は、自分で構築可能なオープンソースのソーシャルサービスシステムをご紹介したいと思います。
日本で流行っているソーシャルサービスで、ユーザー数も多くメジャーなものといえば、Facebook、twitter、mixiですが、それぞれのクローンがオープンソースで公開されています。
今回は、皆さんにご紹介するためにデモサイトを用意しました。
オープンソースとはどんなものなのか、是非ご体感ください。
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【mixiのようなsnsサイトをつくれるオープンソース】
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■OpenPNE ※画像をクリックするとテストサイトへジャンプします。
国産のSNSシステムですので、もちろん日本語にも対応しています。
国内のオープンソース市場でもメジャーなウェブシステムです。
http://openpne.opensourcedemo.biz/
※デモアカウント
メールアドレス sns@example.com
パスワード password
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【twitterのようなミニブログサイトをつくれるオープンソース】
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■floopo ※画像をクリックするとテストサイトへジャンプします。
情報も少なく、現在は本家ページも見れなくなっており、ソースファイルだけあるような状態です。
完成度もいまいち・・・です。
http://floopo.opensourcedemo.biz/
※デモアカウント
ユーザー demo
パスワード password
■STATUS.NET ※画像をクリックするとテストサイトへジャンプします。
完成度高いです。
こちらも日本語対応されてます。
http://statusnet.opensourcedemo.biz/
※デモアカウント
ユーザー demo
パスワード password
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【Facebookのようなソーシャルネットワークのオープンソース】
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■diaspora ※画像をクリックするとテストサイトへジャンプします。
こちらは、学生4人によってオープンなFacebookをつくりたいというプロジェクトから始まり、kickstarter.comという一般人からプロジェクトへの投資を募るサイトで既に5万ドル突破ということでニュースになったプロジェクトです。
その記事はこちら
diasporaを自分のサーバーへ構築するのは今回は間に合わなかったので、diasp.orgというdiasporaの提供サイトでアカウントを用意しました。
実は今、私はミャンマーに居ます。
持参のノートPCで、ホテルからdiasporaの構築を試みたのですが、頻繁に停電が起きたり、sshのポートがふさがれていたりといった状態です。
そして、停電中じゃなくても充電がノートPCの電力消費に追いつかなかったりで、構築を断念しました。
日本に戻ったら再度トライしたいと思います。
https://diasp.org/users/sign_in
※アカウント
ユーザー opensourcedemo
パスワード password
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ソーシャルメディア系のトレンドとして、独自システムをFacebookやtwitter、mixi等の既存のソーシャルメディアと連携させるという動きがあります。
他にも、クローズドな社内用途のソーシャルメディアや、特定の業界向けのソーシャルメディアを新規に構築する、といった開発も活発に行われています。
そのような場合、開発会社に依頼してスクラッチで開発するという選択肢の他に、オープンソースをカスタマイズしてコストと時間を削減するという案件も以前と比べるとかなり浸透してきています。
オープンソースでカスタマイズなしで構築するだけであれば、かなりの時間とコストを節約することができます。
しかし、低コストで構築できるからサービスが成功するというわけではありません。
これらソーシャルメディアを構築してサービス展開するとなると、いかに多くのユーザーが参加し、書き込みが活発に行われるかがサービスの重要な鍵となります。
既存のソーシャルメディアと同じ市場に同じ機能で後発展開するのではなく、市場を変える、ターゲットを限定するといった工夫も必要ですね。
もちろん、カスタマイズ費用を掛けて独自の機能を追加したり、変更したりといった選択肢もあるかと思います。
ビジネス以外の用途で考えると、彼氏と彼女の二人しか参加者がいないSNSをOpenPNEで構築して交換日記代わりに使って二人の世界をつくったり、STATUS.NETを構築して登録者は自分のみという状況で日々つぶやいたり、という寂しくも贅沢な使い方も可能です。
ということで、今回は流行りのソーシャル系システムのOSSのご紹介でした。
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