Stray Cats 「Stray Cat Strut」(Setzer) 81ARISTA

ここ数年はブライアン・セッツァー・オーケストラとして復活、大活躍中のブライアン・セッツァー(ギター+ヴォーカル)。
トリオ編成のネオロカビリーバンド『ストレイキャッツ』のデビューアルバム8曲目です。

ロックではなく、ロックンロール。
アメリカ最高のロックンローラーは、プレスリーでもスプリングスティーンでもなく、ブライアン・セッツァーだと私は思っています。

①イナたくカッコいいルックス(皮ジャン、両腕一面の猫のタトゥー、金髪リーゼント)
②男っぽくシャウトし、むせぶヴォーカル。
③ロカビリー、ブルース、ジャズとアメリカの伝統のツボを押さえつつも、決して学術的にならず、ヤンチャに弾きまくるギタープレイ。(グレッチ愛用)完璧です。

「Stray Cat Strut」はセッツァー得意の、グッと押さえたスローな曲。50年代アメリカの不良がナイフ(ガンではない)を片手に、前かがみになって夜を歩く。ゆっくり差し込まれてくるギターソロが絶品です。