第3回 「タッチ」の秘密

今「タッチ」が流行っている!!

いきなり断言してみたが、断言の根拠はない。(えっ!)
でも、ネット上でみたので、「タッチ」が流行っているのはほぼ間違いはない(と思う←テキトウ)。

にもかかわらず、そのネット上の記事をよく読まなかったので(ホントはチラ見しただけなので)、どんな「タッチ」が流行っているのかは残念ながらわかっていない(←非常に無責任である)。

ググってみると(Googleで検索するってことですね)わかるかもしれない。
ウィキってみると(Wikipediaで調べるってことですね)わかるかもしれない。

でも、ここでパソコンやインターネットに頼ってはいけない。
近頃の若者は自分で考えることせず、なんでもケータイでググってしまうため、脳のシワの数が減り、知能がプラナリア並になってしまったと、新聞で見た(ような、見ないような。。。夢で見たのかもしれない)。

とにかく、ここは自分の頭で考えてみる。
自頭力だ!!(注:「地頭力を鍛える」細谷功著とは一切関係ありません)

実は「タッチ」については多少の予備知識はあるのだ。

予備知識その1
「タッチ」は・・・双子のカズヤとタツヤという高校生が出てくる野球漫画かもしれない。

カズヤとタツヤは、近所に住む幼なじみのアサクラとミナミといっしょに甲子園をめざすが、弟のカズヤが交通事故にあって野球ができなくなってからは、もっぱらお笑い芸人として、おすぎとピーコのモノマネや幽体離脱の一発ギャグなどを持ちネタとして活躍、幼なじみのアサクラはナースのお仕事に就き、ミナミは帝王になった・・・(これはちょっと違うか?なにしろ漫画は見たことがない)。

予備知識その2
「タッチ」は・・・「感触」って書く甲斐バンドの歌のことかもしれない。

「♪タッチ♪タッチ♪ここにタッチ♪FuFuFu~にタッチ♪♪」みたいな歌だったかもしれない(これも全然違うか)。

予備知識その3
「タッチ」は・・・iPod touch(iPod タッチ)かもしれない。

iPod touchは、ご存じアメリカApple社の製品で、今までのiPodと違い3.5インチという大きな液晶タッチパネルを備え、音楽だけじゃなく、動画も見られて、ゲームもやり放題のマルチプレーヤー。無線LAN環境では、インターネットに接続できて、App Storeから気に入った音楽もゲームも買い放題(もちろん、お金があれば、です)。一時期話題となったiPhoneとの違いは、電話の機能がないってことだけで、iPhoneよりスマートでかっちょいい!(iPodに興味のない人はなんのことやらわからないでしょうが・・・)

予備知識その4
「タッチ」は・・・Touch Diamond(タッチ ダイアモンド)かもしれない。

Touch Diamondは、台湾のHTC社製造のWindows Mobile6.1というOSで動くスマートフォンで、2.8インチの液晶タッチパネルを備えつつも、コンパクト(100g前後)で、電話はもちろんインターネットにつないだり、ワードやエクセルなどのファイルを扱ったり、ゲームをしたり音楽を聴いたり、なんだってできちゃうのだ。
(スマートフォンに興味のない人にはなんのことやらわからないでしょうが・・・)

う~ん、ここまで自頭力を発揮してみたところ、「その3」と「その4」が怪しい気がする。
どちらもインターネットと親和性が高そうだし、液晶パネルに「タッチ」だし。

余談ながら(って、すべてが余談なのだが)、iPod touchとTouch Diamondの液晶パネルの性能(というより性格?)はちょっと違っている。

アメリカ製のiPod touchの液晶パネルは、優しく「さわる」と反応する。しかも指2本で妖しくなぞると、その指の動きに応じて敏感に反応するのだ。

それに対して台湾製のTouch Diamondの液晶パネルは、多少強めに「さわる」ことを要求する。場合によっては爪の先で鋭くつつかれて、はじめて従順になったりするのだ。

ここに私は、西洋と東洋の「おさわり」文化の違いを見る。それは人類の祖先が初めてモノリスに「タッチ」したときに遡って歴史のダイナミズムが生み出した闘争心と母性本能の融合がDNAとして表出した結果なのだから(なんのこっちゃ、全く意味がわかりませんが・・・。ま、そういうことです)。

この西洋と東洋の「おさわり」文化の衝突が、新たな国際紛争の火種になるかというと、さにあらず、実はTouch Diamondに「WM WifiRouter」というソフトを入れてiPod touchとアドホック接続すると、無線LAN環境にいなくても(携帯の電波の届くところならどこでも)iPod touchでインターネットができるのだ。

これがユビキタス・コンピューティング、ってヤツですね。
(モバイルに興味のない人にはなんのことやらわからないでしょうが・・・)

とにかく、どこでもインターネットができるというすばらしい環境が手に入るというわけです\(^O^)/

でも・・・・・もしかして、これはiPhoneと同じ環境・・・・・・か?。

「iPhone買えばいいんじゃないの?」というもっともな意見には、もちろんノー・タッチ。

教訓「新しモノ好きの人間は二種類に分かれる。後悔する者と公開する者」(なんのこっちゃ)

Image058