サザンオールスターズ 「瞳の中にレインボウ」(桑田圭祐)78,VICTOR

24年間!に渡ってトップに君臨し続けるカジュアルな大御所、サザンオールスターズ。
24年間、コンスタントに佳曲を作りつづける桑田圭祐は掛値なしの「天才」ですが、「天才」のエッセンスが生々しく刻まれた、24年前の1stアルバム。全曲のソングライティングが超ド級に濃く、素晴らしい。

恋の始まりと終わりの心象とシーンを鮮やかに切り取った詞に、天然独特の譜割のヴォーカルで絡むメロディー。
ウェストコーストのアメリカンロックが薄く下敷きにある、以外に手堅いバンドサウンド。

でも理屈じゃないっす。聞けばしっぽりメチャメチャ「イイ曲」!!
やっぱ琴線にビシビシ触れてきます。
「瞳の中にレインボウ」は6曲目。歌詞中の「心残りはあたしゃピアニッシモ」って何のことかわかりませんが、聴けばわかる。素晴らしすぎる。