あ けましておめでとうございます。
1月も7日を過ぎると「もう正月ではない」と言われそうですが、縁起物ですので、ご挨拶させていただきました。

今年は寅年ですね。
寅年は気分が昂揚します。
なんてったって、トラですから。
十二支の中では一番強いんですから。
(毎年、第一回目は干支の話で一人盛り上がっている気がしますが、見逃してください)

トラが一番強いって言うと、必ず、辰(竜)がいるじゃないかって声が聞こえます(幻聴?)。
辰(竜)は空想上の生き物なのでカウントしません(キッパリ!)。
「カウントしないなら、寅(虎)は十一支の中で一番ということじゃないか」という声も聞こえてきます(やっぱり幻聴?)。

では百歩譲って、辰(竜)もカウントしましょう。
これで十二支の中の一番が辰(竜)になるかというと、「竜虎の戦い」あるいは「タイガー&ドラゴン」(?)というように
寅と辰の力は拮抗しているわけで、どっちも一番なわけです。
つまり、オレの話を聞け~♪ってことです。(by Ken Yokoyama)

か なり適当な、どうでもいいお話を新年早々しているわけですが、
どうでもいいついでに、知り合いの何人かに「トラ」にまつわる話を聞いてみました。
そのうちのいくつかをご紹介します。

・50代男性に聞いたトラの思い出
「インドでのトラがりです」
-ベンガル虎を捕まえたんですか?
「いえ。学生時代に自分探しでインドに行った時のことですが、長髪だったので暑くて。。
それで、しかたなく現地の散髪に行ったら、無表情なオジさんに錆びたハサミで・・・」
-そっちの虎刈りですか・・・。

・60代男性に聞いたトラの話
「その人は、なんかムチャクチャなんですけど、憎めないところがあるんですよ」
-誰ですか?
「奮闘努力の末に、結局、男はつらいよ・・・みたいな」
-あっ、寅さん!車寅次郎ですね。
「いえ、アメリカのトラさんことトランプ前大統領です」
-(あの方を誰もトラさんとは呼んでないですね)

・30代女性に聞いた好きなトラの話
「トラ柄がかわいくて大好きです」
-虎が好きなんですか?
「寒い時期に丸くなって・・・」
-猫ですか?
「美味しいんですー」
-?
「薄造りのお刺身が-」
-河豚ですか・・・

他にも数人聞いてみたのですが、似たり寄ったりの内容がないような話ばかりで、
これ以上、虎の尾を踏み続けるわけにはいきません(?)ので、話題を変えましょう。

ル パン(三世じゃなくて、お祖父さんのほう)が活躍する小説に「虎の牙」があります。
殺人現場に残された囓りかけのリンゴの歯形が「虎の牙」だったので、虎を探すという推理小説です(ウソです)。
殺人現場にリンゴが落ちていたなら、当然、男と女の愛のもつれだと、「林檎殺人事件」の頃から決まっているのですが、
「虎の牙」は莫大な遺産(いわゆる「虎の子」?)を巡るお話です。
作中の美しいご婦人が「虎の牙」の持ち主で・・・。

現在なら現場のリンゴからDNAを採取して犯人が特定できそうですが・・・。
昔の推理小説では、美しいご婦人は必ず窮地に追い込まれるモノなのです。
(江戸川乱歩の小説「悪魔の紋章」には「三重渦状紋」という変わった指紋のご婦人が出てきます。設定が似てますね。似てないか)
基本的に、ルパンの小説は「虎口からの脱出」がテーマなんですね(ザックリしたまとめ)。

い ちばん美しいご婦人と言えば、クレオパトラでしょうね(唐突です)。
世界三大美女(最近聞かない言葉ですね)のひとりです(他の二人は楊貴妃と小野ヨーコ。・・・諸説あります)。
クレオパトラは、シーザーを始めとするローマの武将を虜にして、本当に世界を動かしたわけですから、よほど美しかったのでしょうね。
しかも、名前の最後に「トラ(寅)」が入ってますから、最強です。
(でも、毒蛇(巳)に噛まれて死んだことは秘密です)

い ちばん強い怪獣はゴジラです(またしても唐突です)。
これは日本だけじゃなく、世界が認めてます。
ハリウッド?映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」では、ゴジラは、あの宇宙最強のキングギドラ(映画では「ギドラ」って呼ばれてました)を粉砕しています。
でも、個人的にはゴジラも好きですが、キングギドラも捨てがたいのです。
そもそも、彼(?)は金星の文明を滅ぼしてX星人と共に地球にやってきたのが最初です(その時もゴジラ・モスラ・ラドンに追い返されたのでした)。
異次元空間から飛来した彼は、大きな翼に三つの長い首と二本の長い尾を持ち、全身は美しい金色に輝く巨大な破壊神なのです。
このインパクトは強烈でした(子どもの頃から何度も夢に出てきてビビりました)。
ゴジラがいなければ、間違いなく最強です。
なにしろキングギドラの頭部は竜です(!)。
ということは、竜(辰)が一番なの・・・か?
あ、でも安心してください、キングギ「ドラ」は名前の一部に「トラ(寅)」が入ってます。
(いや、もともとドラゴン(竜)に「トラ(寅)」が・・・orz)

ち ょっと、ここまでの話は、展開がムチャクチャですね。
寅が十二支の中で一番強いことの証明にトライしているのですが、捕らえどころのない話ばかりでトラブってるようにしか見えないですね。
このあと、どう着地させたらいいのかわかりませんが、どんなに途中で乱れても着地でテレマーク姿勢を決められれば減点されないものです(?)。
スキージャンプの高梨沙羅選手(「サラ」は「トラ」みたいなもんです(?))、小林陵侑選手(「リョウユウ」は、もう「リュウ」です)には活躍してほしいですね。
羽生結弦選手には世界初のクワッドアクセルの着地を決めて欲しいのです。
とにかく着地さえ決められれば・・・と、この文章の着地点を虎視眈々と探してます(「虎視眈々」の使い方が間違ってます)。

ね このつもりがトラ(「猫のつもりが虎」文春文庫)とは丸谷才一のエッセイです。
この中で、トラのつもりで描いた絵がネコにしか見えないのは絵の下手なひとですが、ネコを描いたのにトラに見えてしまうというのも絵が下手なひとなのかという問題提起がされています(ホントか?)。
実は、私も新年早々問題提起をしてきました。
「寅(虎)のつもりが辰(竜)」
「まとめのつもりが支離滅裂」
「オマージュのつもりがもろパクリ」
「慇懃のつもりが無礼」
「自粛のつもりが引きこもり」
「どうぶつの森で引きこもり」
「ジブリの森で神隠し」・・・エトセトラ

ん ー、この二年間、ウィズコロナとか、アフターコロナとか、新しい生活様式とかいろいろ言われてきましたが、もう以前の「生活」には戻れないのでしょうか。
これから先、贅沢とは無縁だけど心穏やかに旅をして、その土地の珍しいお酒を飲んで、すこし美味しい肴を食べて、そして、そのささやかな幸せを稚拙な文章で報告できる日が来るのでしょうか。

一日も早く、タイガーでもないのにマスクをする日々から逃れて、「トラ」ベルへGO TOしたいものです。

※稚拙な文章の先頭8文字を繋げると今年の目標が出てきます。ぜひトライしてみてください。