新機能ご紹介~電子帳簿保存法対応!真実性の確保編~

電子帳簿保存法に対応した、WArm+の新機能をご紹介します。

V3.3では、もともとあった機能である検索機能や文書管理(ストレージ)をベースに、電子帳簿保存法の要件である「真実性の確保」と「可視性の確保」の2つを満たす機能を追加します。

まず第一弾目のリリースでは、弊社の販売管理・財務会計ソフトとの連携です。
今回は、電子帳簿保存法の要件、「真実性の確保:保存されたデータが改ざんされていないこと」に対応する機能についてご説明します。

ファイル添付(販売・会計ソフト)

発行した納品書・請求書をPDF化してタイムスタンプを付与

WArm+に自動連携

電子データの管理

 

ファイル添付(販売・会計ソフト)

お客様から受け取った、注文書や請求書などの電子データ(PDF)を、伝票に紐づけて管理します。電子データはクラウドサービス WArm+にアップロードされ、タイムスタンプ(改変不可)を付与します。
売上伝票に、取引先から受け取った注文書などのPDFファイルを、ドラッグアンドドロップで添付します。

タイムスタンプの有無は任意で選択可能です。

伝票には、複数ファイルを添付することができます。

伝票に添付したファイルは詳細から確認できます。

 

同様に、会計ソフトの仕訳伝票に、領収書などの電子データを添付することも可能です。

仕訳伝票と領収書が紐づいて保管されるので、「この取引の領収書」を探す手間がグンと減りますね。

 

発行した納品書・請求書をPDF化してタイムスタンプを付与

相手先から受け取った注文書等のファイルを伝票に添付するだけでなく、BIG販売管理Neoから発行した請求書や納品書といった帳票をPDFにして、タイムスタンプを付けて保管することも可能です。

添付、または発行した電子データには、取引先名や取引日付、金額といった項目を自動でセット。入力の手間もなく、検索要件を満たすための項目が準備されます。

 

WArm+に自動連携

販売管理側で連携設定し、電子データを添付すると、WArm+に自動で保存します。

すべての取引先が電子帳簿保存対象とは限らないため、販売管理の得意先台帳側で予めどのようなファイルを連携するか設定しておきます。

電子帳簿保存対象の得意先は、WArm+で自動で台帳が作成されます。


BIG販売管理Neoの得意先台帳項目以外に、WArm+で管理したいメモや担当者の携帯番号といった情報を追加することも可能です。

WArm+はクラウドサービスのため、外出先から取引先の情報を確認することもできるので、電子帳簿保存以外にも活用の幅が広がりますね。

電子データの管理

連携された電子データは、「添付ファイル」、「発行伝票」、「発行請求書」のタブに分けて保管されます。

◆添付ファイル(伝票に添付されたファイルの管理)
「添付ファイル」タブには、売上伝票や入金伝票などに添付されたファイルを一覧で表示。

行をクリックすると、添付ファイルの詳細画面に遷移します。
添付ファイル管理画面では、伝票種類等の詳細に加え、添付されたファイルの一覧を表示。
ファイル名をクリックすることで、添付されたPDFファイルを確認することができます。

◆発行伝票(BIG販売管理Neoから発行した納品書などの管理)

BIG販売管理Neoから発行した納品書といった帳票をPDFにして、WArm+に保存します。

添付ファイルと同様に、伝票詳細から添付ファイルを確認できます。

◆発行請求書(BIG販売管理Neoから発行した請求書の管理)

BIG販売管理Neoで、請求書を電子で発行・保存する設定になっている得意先には、請求書を発行するとPDFを作成し、WArm+にタイムスタンプ付きで保存されます。

 

PDFファイルで保存された請求書を、先方にメールで送信すれば、ペーパーレス化になりますね。

次回は、電子帳簿保存法の要件である、「可視性の確保:保存されたデータを検索・表示できること」に準じた機能についてご説明します。

※画面イメージは、開発中のため予告なく変更する可能性があります。