2010年8月20日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Why Can’t I Be You」 The Cure (Smith) 87Fiction メンバーもかなり高齢化が進んできたが、今だにデジタルガジェットへの思最近、「暗い音楽」が少ないような気がします。 静かな音楽、落ち着いた音楽はあまた作られていますが、「暗い」のは耳にしません。 暗く、かつ優れているソング […]
2010年7月21日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Candyman」 Siouxsie And The Banshees 86Geffen スージー&バンシーズも含めて、70年代後半に登場した英国パンク~ニューウェーブ組が各々の音楽性を深化したのが1980年代中期でした。 XTC、スタイルカウンシル、PIL、エルビスコステロ、デヴィッドシルヴィアンといったと […]
2010年6月18日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Les Histoire d’A」 Les Rita Mitsouko(Ringer/Chichin) 86Virgin 80年代は「エッジ」でした。ポップミュージックは70年代に成熟し、80年代に突堤にぶち当たったのです。ぶち当たって砕けた破片たちは無節操に退廃した輝きに満ちていました。 90年代以降の音楽は「編集」に優れているだけだとも […]
2010年5月24日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Blue Valentine’s Day」 大瀧詠一 (大瀧詠一) 78 大瀧詠一1978年のアルバム『ナイアガラカレンダー』は1月がお題目の「Rock’n Rollお年玉」から12月の「クリスマス音頭」まで全12曲、12か月のテーマに沿ったノベルティソングが並ぶ、楽しい傑作です。 […]
2010年4月16日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Brown Sugar」 The Rolling Stones (Jagger/Richards) 71 あまりにも長いストーンズの歴史のなかで最も充実していたのは衆目の一致する通り1970年前後でしょう。 ブルース、R&Bからカントリーまで、オリジネイタ―の咀嚼の仕方が堂に入ってきて、作曲、演奏とも、60年代英国同期生のな […]
2010年3月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Blow Your Mind」Geisha Girls (Takasu,Ken,Sho,Tei) 95Gut 坂本龍一プロデュ-スのGeisha Girls唯一のアルバム『The GeishaGirls Show(炎のおっさんアワー)』。 冒頭の小林克也のナレーションに導かれて始まる関西弁ラップが「Blow Your Mind~ […]
2010年2月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Kinky Afro」 Happy Mondays 90Factory ハッピーマンデーズは1990年代初頭英国マンチェスターの狂騒を象徴するバンドです。 小汚い服装。サウンドは一応ダンサブルなファンクですが、B級でだらしなく、恐らくは引用している70年代ソウルマスターへのリスペクトなど全く […]
2010年1月20日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Infected」 The The (Johnson) 85EPIC 「リズム」はアメリカ大陸を征服した白人と彼らの労働力として強制移住させられた黒人によって劇的な化学変化を起こしました。 プリミティブなアフリカ人のビートは、帝国主義によって複雑化、かつ大衆化したわけです。 この大衆化を更 […]
2009年12月15日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Oblivious」 Aztec Camera (Frame) 83Rough Trade 若さとはかけがえのないものです。まだ人生の多くを知らない若者の迸る勢いは、余計な逡巡を突き破ります。 70年代末~80年代初頭、英国病といわれ、老いて停滞していた大英帝国にそんな若者の勢いが音楽に焼き付けられまし た。 […]
2009年11月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「裸の王様」 じゃがたら (ebby/oto) 87balcony 日本のパンク/ニューウェーブはある意味イギリス以上にアンダーグラウンドで先鋭化しました。 「暗黒大陸じゃがたら」も江戸アケミのライブでの全裸パフォーマンス等、奇を衒ったとにかく何でも「拒絶」のバンドでした。 「じゃがたら […]