2009年10月16日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「抱きしめたい」 はっぴぃえんど (松本/大瀧) 71URC 日本のロックの始祖といわれるはっぴぃえんどですが、オリジンであるだけでなく、その後約40年間の蓄積の上でも今だにトップにランクするバンドと言えます。 まず細野晴臣のベース。後年の様々な演奏でも最上のグルーブが聴けますが、 […]
2009年9月16日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Save Me」 k.d.lang (lang/mink) 92SIRE 素晴らしい男性ヴォーカリストはもちろんたくさんいます。 しかし、本当に心を浄化させるのは女性の「声」のような気がします。 男性の音楽にはストーリーや知性が付随します。 時代や世界に対峙する姿勢や、リスペクトする先人の音楽 […]
2009年8月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「かべ」ローザルクセンブルグ(どんと)87MIDI ローザルクセンブルグは、80年代日本屈指のロックバンドです。 どんとの、脱力した言葉を人懐っこいメロディーに乗せたソングライティング。8ビートでも16ビートでも、鋭角的な疾 走感とどっしり感を併せ持ったリズム隊の上に、縦 […]
2009年7月17日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「That Wave」 XTC (Partridge) 92Virgin パンク~ニューウェーブの潮流から登場し、英国王道ポップの深部に到達したXTC。 初期はエキセントリックなキーボードが異彩を放つサウンドでしたが、中期以降、ギター中心の職人肌の音づくりに移行していきます。 それにしても、ア […]
2009年6月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 The Pretenders 「Middle Of The Road」(Hynde) 83Sire プリテンダーズは80年代初頭から現在まで、オーソドックスでポジティブに安定したバンドサウンドを放ち続けています。 ボーカリストでありソングライターであるクリッシーハインドの個性がその核となっています。眼光鋭い姐御肌の彼女 […]
2009年5月22日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 いしだあゆみ 「六本木ララバイ」(橋本淳-萩田光雄) 77Columbia 先日ラジオを聴いていたら、いしだあゆみさんがこんなことを話していました。 『女の人はみんな強い。私は女性で弱い人を見たことがない。それに比べて、男の人はデリケートだし、弱い。』 確かに、さもありなん。と納得しつつ、彼女が […]
2009年4月17日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 石川セリ 「霧の桟橋」(荒井由実) 76Philips 最近、70年代後半の日本の女性シンガーのアルバムをアナログレコードで良く聴いています。 南沙織、山口百恵、太田裕美、いしだあゆみ... 情念のこまった演歌でもなく、ラジカルなロックでもない、普通に綺麗な女性の普通の歌は、 […]
2009年3月23日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 中谷美紀 「my best of love」(大貫妙子) 96gut 坂本龍一のソロアルバムに決定的な傑作はありません。 細野晴臣の70年代のソロ諸作、高橋幸宏の『ニウロマンティック』はともに自身の味のあるヴォーカルと存在感が突出していますが。 教授はヴォーカリストではないことが一因ですが […]
2009年2月20日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 サディスティックミカバンド 「影絵小屋」(松山/加藤) 73doughnut サディスティックミカバンドの1stアルバム収録。 この当時、加藤和彦のアーチストパワーが最高潮だったことがうかがえます。 決してうまいヴォーカリストではありませんが、この頃の声には、ロッカーとしての魅力に溢れています。メ […]
2009年1月26日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「祈りの季節」(岡村靖幸) 90EPIC 三島由紀夫が言い残した通り、戦後、日本は大切なものを次々と失ってしまいました。 その過程の中で、その喪失に翻弄されていることを隠さずに露呈し、少しだけ反抗したのが岡村靖幸でした。 「祈りの季節」。『SEXしたって誰もがそ […]