2011年6月11日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 「薔薇と野獣」細野晴臣 (細野) 73Bellwood 40年以上にわたって、常に高いレベルの音像を提出しつづける細野氏のソロファーストアルバムは、カントリーフレーバーあふれるヴォーカルアルバムでした。 細野氏の声は朴訥で温かい深みがあり、キャラメルママのダウントゥアースな演 […]
2011年5月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 David Bowie 「Soul Love」(Bowie) 72RCA デヴィッドボウイ25才。 一世一代の大博打がアルバム「ジギースターダスト」です。 完璧に練りこまれた並びで曲が連なる構成。アコースティックギターのストロークをベースに置き、エレキギター、サックス、ストリングスを立体的に重 […]
2011年4月15日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 「Waterloo Sunset」 The Kinks (Davies)67Pye いうまでもなく、イギリスはビートルズ以来、数多のロックバンドを輩出し続けている世界最大のロック大国ですが、その中でも最も英国らしいバンドがキンクスなのでしょう。 ゴリゴリのビートバンドとして登場して以来、さまざまな音楽的 […]
2011年3月18日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 「Pride」 U2 (U2)84Island アイルランドからイギリス・アメリカを経て、今や世界を代表する大御所ロックバンドとなったU2。 大ブレイクしたのは87年のアルバム「The Joshua Tree」ですが、個人的にはその少し前、84年の「The Unfor […]
2011年2月18日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 「Imagine Heroes」 Complex (布袋/吉川)89EAST WORLD 80年代末、鳴り物入りで登場した超大型ユニットがコンプレックスでした。 あまりにも出来すぎな超人気者2人のコラボレーションは、話題のみで中身は空っぽかな、と思いきや、両者のキャラクターががっちり絡み合った、ぶっといロック […]
2011年1月21日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 「Superstition」 Stevie Wonder (Wonder)72MOTOWN クラヴィネットという鍵盤楽器は鍵盤を押下して演奏しますが、弦の振動に電気処理が施されるため、エレキギターに似た音色を奏でます。 似てはいるんですが、ギターとの大きな違いは音の残響度。音が小気味よく、途切れるのです。 ボヨ […]
2010年12月17日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Gypsy Woman」 The Impressions (Mayfield)61ABC 黒人はピュアで優しい。激しい暴力性も併せ持っているんですが、その本質はTLC(Tender Lovin’ Care)だと思います。 カーティスメイフィールド率いるインプレッションズは3人組のヴォーカルグループ […]
2010年11月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「セシルカットブルース」 小島麻由美 (小島)98Pony Canyon 昭和歌謡のエッセンスを強く感じさせる作風でデビューした小島麻由美さん。 フックのメロディーやアレンジのセンスが昭和30年代の和風ビッグバンドを彷彿とさせます。 いわば、「つかみ」は昭和レトロなんですが、決して際物のコケオ […]
2010年10月21日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Waltz for Debby」 Bill Evans Trio 61RIVERSIDE 1961年、ニューヨークのジャズクラブ「ヴィレッジヴァンガード」でのビル・エヴァンストリオのライブ。 恐らくは小さなライブハウスなのか、入口のドアの開閉音らしき音、グラスが触れ合う音、観客の雑談などが、この歴史的名演の録 […]
2010年9月22日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「EMI」 Sex Pistols (Rotton/Jones/Cook/Matlock) 78Virgin 「パンク」って、もしかすると現在でも音楽のジャンルとして認識されているのかもしれませんが、本質的にパンクである存在はセックスピストルズだけだとも言えます。 とにかくジョニーロットンのヴォーカルに尽きます。ここまで純粋に悪 […]