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今月の一曲

Simon And Garfunkel 『Scarborough Fair』 (Public Domain) 66Columbia

私は若い頃、アメリカ人はみんなワイルドに力強く、細かいことは気にしない大ざっぱな人たちばかりなのだと思っていました。 ロックを聞き始めた中学生の頃、繊細である意味退廃的な英国ロックが大層知的に思え、その代表格がデヴィッド …

牡丹峰楽団 『これ見よがしに』

金正恩の指示により、平壌にて結成された大所帯の楽団が、モランボン楽団です。公演の映像を見ると15人ぐらいの妙齢の女性がステージで躍動していますが、作詞、作曲のスタッフも含めると、流動的なメンバーが20人から30人程いるユ …

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 『Also sprach Zarathustra』(Richard Georg Strauss) 58Dec

日本語タイトルは『ツァラトゥストラはかく語りき』、1896年にフランクフルトにて初演された、9部からなる交響曲です。そのうちの「導入部」が1968年の映画『2001年宇宙の旅』に使われています。 密度の高い抽象性にて人間 …

山下達郎 『エスケイプ』(山下達郎) 78RCA

マニアックなレコードコレクターであることで有名な山下達郎は、常に時代のマスも意識したヒットを飛ばし続けて、誰しもが認める大御所の位置を確立しています。 そんな御大がまだ若く、キレキレだったころの小キャパでのライブアルバム …

Rosemary Clooney And Perez Prado 『You Do Something To Me』(Porter) 59RCA

先月に引き続き、ペレスプラードですが、今月はローズマリークルーニーとのコラボレーションです。 アメリカの黄金時代を代表する、50年代正統派ジャズシンガーであるクルーニー。 ロック以前の米国ポピュラーミュージックのゴージャ …

Perez Prado 『Besame mucho』(Velazquez)

アメリカ大陸における人種の異種交流により、音楽の爆発的な革新が起こり、ブラックミュージックは21世紀において、完全にポップミュージックの核心となりました。 黒いリズムの影響を受けていない音楽はもはや存在しない、とも言えま …

D’angelo and the Vanguard 『Betray My Heart』(D’angelo) 14RCA

恐らくは、今世紀を代表するコンポーザーとなるであろう、ディアンジェロ。 ヒップホップがポップミュージックを破壊しつくしてきたこの30年の過程に於いて、緩やかな下降期故の、退廃と甘美をクールにマージしてきました。 初期には …

Prince And The Revolution 『I Wonder U』(Prince) 86Paisley Park

昨年はデヴィッドボウイが亡くなった年として1年間が過ぎていきましたが、そういえば、プリンスという偉大な才能も潰えたことを改めて思い起こし、追悼特集の雑誌を何冊か読んでみました。 私は80年代中期の絶頂期をリアルタイムで経 …

Lou Reed 『Metal Machine Music』(Reed) 75RCA

高校生の頃、「White Light/White Heat」に圧倒的な衝撃を受けて以来、はや30年以上、ルーリードに心酔し続けて、全てのアルバムを聴きました。 しかし、問題作と言われている「Metal Machine M …

Siouxsie And The Banshees 「Candyman」 (Siouxsie And The Banshees) 86Polydor

言ってみれば、青年劇画のマインド。滲み出る醜い若さを、わかりやすくポップに味付けして、コンパクトにまとめる。70年代前半の英国プログレが陥った、自堕落な事大主義への反省か。 そうなれば、主役はキーボードではなく、ギターで …

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