2018年4月16日 / 最終更新日時 : 2018年4月16日 編集長 今月の一曲 Laura Nyro 『Stoned Soul Picnic』 (Nyro) 68Columbia ソウルフル。黒人のファンクなリズム感。ふくよかな和音のフィーリング。 ローラニーロは、最もソウルフルな白人女性シンガーの一人であり、その先駆者です。 「クイーン・オブ・ソウル」の称号を戴き、当時絶頂期だったアレサフランク […]
2018年3月15日 / 最終更新日時 : 2018年3月15日 編集長 今月の一曲 長渕剛 『わがまま気まま流れるまま』 (長渕剛) 83EXPRESS 先日、歌舞伎町のバーで、マスターと長渕剛について語った。と書いてみて、自分の書いたこの書き出しのありがちさに少し笑った。しかし、この笑いはネガティブな失笑ではなく、心地よいため息だった。 そう、男は、長渕について一家言を […]
2018年1月30日 / 最終更新日時 : 2018年1月30日 編集長 今月の一曲 南佳孝 『素足の女』 (来生えつこ/南佳孝) 83CBS/SONY 1983年。私は中学生でした。今振り返ってみれば、世の若者たちは、みんなカッコつけてました。服や車や外食に金を使い、その使い方のセンスを競っていた、というよりは、マスコミに競うように仕向けられていたのかもしれません。 リ […]
2018年1月22日 / 最終更新日時 : 2018年1月22日 編集長 今月の一曲 Char 『Smoky』 (Char) 76SEE SAW ヴォーカリストよりギタリストの方がかっこいいと思っていました。2番手のフロントマンとしてヴォーカルに寄り添いつつ、ギターソロでは俄然脚光を浴びる、痩身の優男。 1970年代後半、そんなパブリックイメージを体現したのが、チ […]
2017年11月17日 / 最終更新日時 : 2017年11月17日 編集長 今月の一曲 Simon And Garfunkel 『Scarborough Fair』 (Public Domain) 66Columbia 私は若い頃、アメリカ人はみんなワイルドに力強く、細かいことは気にしない大ざっぱな人たちばかりなのだと思っていました。 ロックを聞き始めた中学生の頃、繊細である意味退廃的な英国ロックが大層知的に思え、その代表格がデヴィッド […]
2017年10月2日 / 最終更新日時 : 2017年10月2日 編集長 今月の一曲 牡丹峰楽団 『これ見よがしに』 金正恩の指示により、平壌にて結成された大所帯の楽団が、モランボン楽団です。公演の映像を見ると15人ぐらいの妙齢の女性がステージで躍動していますが、作詞、作曲のスタッフも含めると、流動的なメンバーが20人から30人程いるユ […]
2017年9月15日 / 最終更新日時 : 2017年9月15日 編集長 今月の一曲 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 『Also sprach Zarathustra』(Richard Georg Strauss) 58Dec 日本語タイトルは『ツァラトゥストラはかく語りき』、1896年にフランクフルトにて初演された、9部からなる交響曲です。そのうちの「導入部」が1968年の映画『2001年宇宙の旅』に使われています。 密度の高い抽象性にて人間 […]
2017年8月4日 / 最終更新日時 : 2017年8月4日 編集長 今月の一曲 山下達郎 『エスケイプ』(山下達郎) 78RCA マニアックなレコードコレクターであることで有名な山下達郎は、常に時代のマスも意識したヒットを飛ばし続けて、誰しもが認める大御所の位置を確立しています。 そんな御大がまだ若く、キレキレだったころの小キャパでのライブアルバム […]
2017年7月14日 / 最終更新日時 : 2017年7月14日 編集長 今月の一曲 Rosemary Clooney And Perez Prado 『You Do Something To Me』(Porter) 59RCA 先月に引き続き、ペレスプラードですが、今月はローズマリークルーニーとのコラボレーションです。 アメリカの黄金時代を代表する、50年代正統派ジャズシンガーであるクルーニー。 ロック以前の米国ポピュラーミュージックのゴージャ […]
2017年6月5日 / 最終更新日時 : 2017年6月5日 編集長 今月の一曲 Perez Prado 『Besame mucho』(Velazquez) アメリカ大陸における人種の異種交流により、音楽の爆発的な革新が起こり、ブラックミュージックは21世紀において、完全にポップミュージックの核心となりました。 黒いリズムの影響を受けていない音楽はもはや存在しない、とも言えま […]