2009年12月15日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Oblivious」 Aztec Camera (Frame) 83Rough Trade 若さとはかけがえのないものです。まだ人生の多くを知らない若者の迸る勢いは、余計な逡巡を突き破ります。 70年代末~80年代初頭、英国病といわれ、老いて停滞していた大英帝国にそんな若者の勢いが音楽に焼き付けられまし た。 […]
2009年11月20日 / 最終更新日時 : 2016年1月29日 編集長 中年探偵団 第13回 「仮面の考察」 新型インフルエンザが猛威をふるいだして数ヶ月。 ふだんマスクをしないという外国人のみならず、日本人ですら驚くほど街中にマスクが氾濫しています。 この異常な光景にも慣れてきたとは言え、差点で信号待ちをしているときに、対岸に […]
2009年11月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「裸の王様」 じゃがたら (ebby/oto) 87balcony 日本のパンク/ニューウェーブはある意味イギリス以上にアンダーグラウンドで先鋭化しました。 「暗黒大陸じゃがたら」も江戸アケミのライブでの全裸パフォーマンス等、奇を衒ったとにかく何でも「拒絶」のバンドでした。 「じゃがたら […]
2009年10月19日 / 最終更新日時 : 2016年1月29日 編集長 中年探偵団 第12回 実録「試験にでるえいたんご」 去る7月下旬のこと。 なんの因果かある試験を受けることになった。 合格率は25%程度、4人中3人落ちるという無慈悲な試験である。 しかもこの試験の予備知識はほとんどない。 なぜ受けるのかという必然性すらない。 「試験を舐 […]
2009年10月16日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「抱きしめたい」 はっぴぃえんど (松本/大瀧) 71URC 日本のロックの始祖といわれるはっぴぃえんどですが、オリジンであるだけでなく、その後約40年間の蓄積の上でも今だにトップにランクするバンドと言えます。 まず細野晴臣のベース。後年の様々な演奏でも最上のグルーブが聴けますが、 […]
2009年9月16日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「Save Me」 k.d.lang (lang/mink) 92SIRE 素晴らしい男性ヴォーカリストはもちろんたくさんいます。 しかし、本当に心を浄化させるのは女性の「声」のような気がします。 男性の音楽にはストーリーや知性が付随します。 時代や世界に対峙する姿勢や、リスペクトする先人の音楽 […]
2009年9月16日 / 最終更新日時 : 2016年1月29日 編集長 中年探偵団 第11回 フラっとする世界 知人がめまいを訴えている。 「フラッ」とするらしい。 ときにはグールグルっともするらしい。 これからわかることは、世界のフラット化はグーグルによって、ささえられているということである(ウソです)。 「フラット化する世界」 […]
2009年8月20日 / 最終更新日時 : 2016年1月29日 編集長 中年探偵団 第10回 管理用土地のナス ことしの夏は変な気候です。異常気象です。(って、毎年毎年、みんなで言っているような気もしないでもないですが) 雨が多いうえに、日照時間が少ない。北日本では8月上旬まで気温も上がらず、農作物への悪影響は計り知れないものがあ […]
2009年8月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「かべ」ローザルクセンブルグ(どんと)87MIDI ローザルクセンブルグは、80年代日本屈指のロックバンドです。 どんとの、脱力した言葉を人懐っこいメロディーに乗せたソングライティング。8ビートでも16ビートでも、鋭角的な疾 走感とどっしり感を併せ持ったリズム隊の上に、縦 […]
2009年7月17日 / 最終更新日時 : 2016年2月2日 編集長 今月の一曲 「That Wave」 XTC (Partridge) 92Virgin パンク~ニューウェーブの潮流から登場し、英国王道ポップの深部に到達したXTC。 初期はエキセントリックなキーボードが異彩を放つサウンドでしたが、中期以降、ギター中心の職人肌の音づくりに移行していきます。 それにしても、ア […]