2024年5月8日 / 最終更新日時 : 2024年5月8日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第79回 『堕ちたバンカー~國重惇史の告白~』で思い出した「秘書取材」のあれこれ 最初にお断わりしておかなければならないのは、「週刊誌の記者時代に取材先の役員秘書と”深い仲”になったことは神かけてない」という歴史的事実であるーー。 唐突な書き出しで恐縮だが、最近『堕ちたバンカー~國重惇史の告白~』(児 […]
2024年5月7日 / 最終更新日時 : 2024年5月7日 編集長 中年探偵団 第134回 読書のジレンマ 良い季節になってきたので、毎日のように散歩をしている。 散歩のおともはスマホのオーディオブックだ。 本を聴きながら散歩をしていると、なぜかコーヒーを飲みたくなる。 で、途中でコンビニに寄ってホットコーヒーを買うのが毎日の […]
2024年4月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月17日 編集長 アラフォー夫婦が見た世界 第12回 暮らすように滞在するヨーロッパ ~イギリス編 今回はスイスからイギリスへ。 ツェルマットからはジュネーブの空港まで電車移動だったが、チケットの確認をしに来た乗務員さんに「このチケットではダメだ」と言われ結局16,000円程その場で払うことになった。アプリで事前購入し […]
2024年4月16日 / 最終更新日時 : 2024年4月16日 編集長 今月の一冊 『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』 やはり、成瀬あかりが天下を取った。小説好きならなんのことかわかるだろう。そう、今年の本屋大賞は、現在日本の小説界におけるもっとも魅力的な主人公、成瀬あかりの活躍を描いた宮島未奈の『成瀬は天下を取りにいく』が受賞したのだ。 […]
2024年4月3日 / 最終更新日時 : 2024年4月3日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第78回 電通の株式上場をスクープ、犬も歩けば棒に当たる記者稼業 前回は「記者の夜回り」について紹介したのだが、肝腎な裏話をポカっと忘れていた。 電通の株式上場についてスクープ記事を書いたときのことである。今調べてみたら2001年に上場しているから、記事を出したのは、その2~3年前だろ […]
2024年3月19日 / 最終更新日時 : 2024年3月19日 編集長 今月の一冊 『ノウイットオール』 第30回松本清張賞を受賞した『ノウイットオール』は見事な野心作である。切縞市という架空の市を舞台に、同じ登場人物たちが織りなす人間模様を描いた連作短編で、1篇目は推理小説、2篇目は青春小説、3篇目がSF、4篇目が幻想小説 […]
2024年3月18日 / 最終更新日時 : 2024年3月18日 編集長 アラフォー夫婦が見た世界 第11回 暮らすように滞在するヨーロッパ ~絶景!スイス編 今回はイタリア・ミラノからスイスへ。 ミラノからは特急列車に乗って向かった。日本でいうロマンスカー的な電車である。Airbnbを朝の7時ぐらいに出発しトラムでミラノ中央駅までのんびり向かった。ミラノ中央駅は中世の建物で、 […]
2024年3月5日 / 最終更新日時 : 2024年3月5日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第77回 夜の夜中に政財界人の自宅を襲う、「夜回り」取材の悪弊について考える 取材記者の仕事のひとつに、「夜回り」がある。夜も遅い時間に政財界のおえらいさんの自宅に押しかけ、コメントやネタを取るのだ。 週刊誌の場合は必要がなければ夜回りなどやらないが、新聞記者にとっては「御用聞き」みたいなもので、 […]
2024年3月4日 / 最終更新日時 : 2024年3月4日 編集長 中年探偵団 第133回 手書きのジレンマ 昨年の暮れのこと。 印刷した年賀状に、手書きでひとこと書き添えようとして、ふと手が止まった。 「新年のごあいさつ・・・」の「あいさつ」の漢字が出てこない。 「あい」も「さつ」も「てへん」の漢字だったはず。。 「てへん、て […]
2024年2月20日 / 最終更新日時 : 2024年2月20日 編集長 今月の一冊 『ブッダのお弟子さんにっぽん哀楽遊行』 『ブッダのお弟子さんにっぽん哀楽遊行』ーーそのタイトルとゆるやかな装丁から、古くからの戒律を守るタイの僧侶が日本のカルチャーに驚く紀行を面白おかしく書いたもの、と想像した。だが予想はいい意味で裏切られた。著者は直木賞も受 […]