2020年2月18日 / 最終更新日時 : 2020年2月18日 編集長 今月の一冊 『だから僕は、ググらない 面白い!を生み出す妄想術』浅生鴨著/大和出版 『だから僕はググらない』は小説家として活躍しつつ、広告や他テレビ番組の企画にも携わる浅生鴨さんが書いた本である。 「はじめに」に書いてあるように、この本は、ジャンルで言えば、「発想法」や「アイデア」の本だ。一般に、それら […]
2020年1月21日 / 最終更新日時 : 2020年1月21日 編集長 今月の一冊 『哲学と宗教全史』 生命保険会社ライフネット生命の創業者で、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さんが昨年著した『哲学と宗教全史』。450ページ超の大著でありながら、特にビジネスマンによく売れ、昨年、大きな話題になった本だ。 実は […]
2019年12月17日 / 最終更新日時 : 2019年12月17日 編集長 今月の一冊 『八本目の槍』 今年ももう年末。ミステリー小説をはじめとして、様々な本に関するベストテンが発表されている。私は、毎年歴史時代小説ベストテンに関するアンケートが届くので、年間を通して歴史小説に注視しているが、今年もたくさん収穫があった。そ […]
2019年11月18日 / 最終更新日時 : 2019年11月18日 編集長 今月の一冊 『ひみつのしつもん』 『ひみつのしつもん』は、翻訳家・岸本佐知子さんが筑摩書房のPR誌「ちくま」で、実に18年にわたって連載しているエッセイ「ねにもつタイプ」をまとめたものだ。2007年に出た『ねにもつタイプ』、2012年の『なんらかの事情』 […]
2019年10月21日 / 最終更新日時 : 2019年10月21日 編集長 今月の一冊 『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』 『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』ーーまずタイトルがいい(「博物館」や「鳥」というワードがタイトルにあるノンフィクションは面白いものが多いのだ)。しかも訳者は『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』や『アートで見る医療の […]
2019年9月18日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 編集長 今月の一冊 『休日はコーヒーショップで謎解きを』 今回取り上げるのは、ロバート・ロプレスティの『休日はコーヒーショップで謎解きを』。書くにあたり、参考までにこの本のAmazonのレビューをちょっと覗いて見たら、少し残念なことになっていた。 でもそれには理由がある。 昨年 […]
2019年8月21日 / 最終更新日時 : 2019年8月21日 編集長 今月の一冊 『生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究』 ついに名著が文庫化した。『生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究』という魅力的な題名に、著名生命科学者たちの楽しげなイラスト。書店に平積みしてあれば、思わず手にとってしまう表紙カバーで、実際売れているらしい。最近 […]
2019年7月22日 / 最終更新日時 : 2019年7月22日 編集長 今月の一冊 『満腹の情景』 『満腹の情景』は、フォトジャーナリストの木村聡さんが、雑誌「週刊金曜日」に連載した五四篇の記事をまとめたものだ。まず、その連載期間の長さに驚く。 連載開始は2011年末。東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故 […]
2019年6月18日 / 最終更新日時 : 2019年6月18日 編集長 今月の一冊 『読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術』 副題に「人生が変わるシンプルな文章術」とある。しかし、「文章術」なるものを私はそもそも信頼していない。文章なんて、それぞれ自分だけのやり方で好きに書けばいい。そして一冊の本で人生が変わるなんてありえないし、そもそも自分の […]
2019年5月20日 / 最終更新日時 : 2019年5月20日 編集長 今月の一冊 『いま、ここで輝く。超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室』 おおたとしまさ著 まずはこの記事を読んでほしい。 「『奇跡』が起こる名もない教室。超進学校のカリスマ数学教師の壮大なる実験」 教育関係者の間でも大いに話題になった、神奈川の進学校・栄光学園の「カリスマ数学教師」井本陽久が校外で開いている「 […]