2014年11月16日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 久保田早紀 「朝」(久保田早紀) 79CBS/SONY ひっそりと、穏やかな佇まい。ともすると、聞き流してしまう。 決して第一印象は強くない。 しかし、端正な音楽にじっくり対峙したとき、また、何度も繰り返した時、気づかされるのは圧倒的な声の魅力でした。 自作の折り目正 […]
2014年10月17日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 Morrissey 「The Teachers Are Afraid of the Pupils」(Morrissey/Boorer)95RCA パンクから派生したニューウェイブの時代もそろそろ終わろうとしていた1980年代中期。 「ザ・スミス」は停滞する英国を象徴する自虐と諧謔のバンドでした。 1988年のバンド解散後、26年が経過したわけですが、驚くべきは、ヴ […]
2014年9月14日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 The Who 「The Good’s Gone」(Townshend) 65Brunswick ブリティッシュインベイジョン。1960年代初頭、ビートルズのデビューを嚆矢として、黒人音楽に影響を受けたイギリスのバンドが次々と登場し、アメリカを初め全世界を席巻しました。 その熱気のなか登場したのが、ザ・フーでした […]
2014年8月18日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 Marvin Gaye and Tammi Terrell 「Ain’t No Mountain High Enough」(Ashford/Simpson)67Tamla 「ソフレ」という言葉を知りました。添い寝フレンド。 肉体関係、恋愛関係ともに煩わしいが、ひと肌は恋しい、という人が増えているようです。 リアルな関係がSNSで加速度的に拡散することを恐れるのが要因のひとつとか。 性的 […]
2014年7月22日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 The Ronettes 「Be My Baby」(Spector/Barry/Greenwich) 63Philles オリジナルアルバムのアナログ盤を購入しました。かなり分厚い盤です。 今までCDでフィルスペクターのベストなどを聴いていましたが、世の中でこれほど評価される理由がわかりませんでした。 こういうことか。わかりました。 ウ […]
2014年6月23日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 Lou Reed「Perfect Day」(Reed) 72RCA ロックンロールとは、何か。60年代後期から昨年亡くなるまで、オルタナティブなオリジネイターとして、その荒野を切り拓き、リアルな存在感を貫き通した、ルーリード。 当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったデヴィッドボウイとのコラボレ […]
2014年5月26日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 Martha And The Vandellas「Heat Wave」Holland/Dozier/Holland 63MOTOWN サウンドオブヤングアメリカ。 何と初々しく、爽やかで、かつ多幸感に満ちたキャッチフレーズでしょう。 ソウルミュージックが勃興期から著しい成長期に移った60年代初頭。若々しく、ポップなヒットソングがデトロイトから量産されま […]
2014年4月22日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 山口百恵 「Daydream」(山川啓介/水谷公生) 79CBS/SONY 屹然として、底知れない冷たさは、何かを「なぞる」ことを決然と拒否している。 かといって、何か新奇なものを産み出すわけではない。 きっかりとナチュラルに、受け身の姿勢を崩さず、生来の妖気を静かに漂わせる。 アコースティック […]
2014年3月17日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 Mary Hopkin「Lord of the Reedy River」(Donovan) 69Apple 60年代以降、現在に至るまで、英国音楽は全世界のスタンダードの一つであり続けているわけですが、その音楽性は、ドメスティックな独自性を色濃く有しています。 UKのなかでも、言語や文化の異なるウェールズ出身のメアリーホプキン […]
2014年2月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月1日 編集長 今月の一曲 Flipper’s Guitar「Samba Parade」(小沢健二) 89Polystar ネオアコ―スティック、略してネオアコ。パンク以降の英国ロックはリセット感も高らかに、何と爽やか路線をも包含してしまったわけです。 フリッパーズギターのサウンドは明らかに、ネオアコに影響されているのですが、その解釈の深さは […]