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保護者に安心感を与えるサービスとして有効利用

京都市伏見区、閑静で趣のある住宅街を抜けると、子供達のかわいらしい声が聞こえてきました。

社会福祉法人端山園 端山保育園(はやまほいくえん)は、創立27年の保育園。

少子化や保育園、幼稚園でのトラブルが問題となっている昨今、他の保育園との差別 化にとシステム化に積極的な園長山内 五百子先生は、顧客管理ソフトでの園児管理を思いつき、BIG顧客管理Proを導入頂きました。

園児管理の必要性

きっかけは、電話での問い合せ。

卒園児がお母さんとなり、自分の子供を同じ保育園に通わせるケースが増え、過去の卒園児台帳を探して対応していました。たいていの卒園者は名前と卒園年度を聞けば頭に浮かぶのですが、姉妹で同じ保育園だったりすると、姉なのか妹なのか・・・という混乱があり、データをきちんと整理する必要がある、と真剣に考え始めました。

競合4社のうち、ほとんどが「園児管理ソフト」と銘打った出来合いのソフトで、独自の管理が出来ない、画面 イメージが変更できない、などの不満点がありました。一方BIG顧客管理Proは自由に項目設計が可能であることに加え、「何よりもメール機能が気に入りました」と園長先生。しかし大きな勝因は、以前よりつきあいのあった販売店の宇治商会様の力にあります。宇治商会様は、保育園の業務内容とBIG顧客管理Proの利点を両方とも熟知しており、ずばりの提案と安心感からほぼ即決を頂きました。

自由項目設定で、独自の管理を実現

一番頻繁に利用するのがメール機能。運動会、遠足などの行事が急に変更になったときに、保護者の携帯電話のメールアドレスにメールを一括配信。共働きの多くなった今、従来の電話連絡網はほとんど用を成さず、携帯電話の普及率を考えるととても効率的な手段です。

また、ユニークな使い方として今日どこへ出かけた、今日こんなことがあった、などといった報告を日記風にまとめ、担任の先生が保護者にメールで配信。保育園は迎えの時間がまちまちで保護者と話しをする時間もなく、忙しい保護者の方はあとからゆっくり見返すことができます。

働くお母さん、お父さんにとって、とても嬉しいサービスです。また、まだ小さなお子さんたちではうまく伝えられない内容を事前にメールで報告しておくことで、お子さんが帰宅した際の会話につながり、親と子、先生と保護者のよいコミュニケーションツールになっているようです。

その他、イベントのお知らせや敬老の日、ご両親のお誕生日にはハガキ印刷もされています。

今後の展望

園長 山内 五月子先生


お話を伺っている最中、かなり頻繁に電話が鳴っていました。 「CTI機能ってご存知ですか?」当社の営業マンが説明を始めると 「名前や年齢を聞けばある程度はわかるけど、バックグラウンドまでは見えないからね。それ、おもしろそうね」と興味津々のご様子でした。サービス向上に意欲的な園長先生。今後の発展に期待大です。
「保育園は、サービス業。いかに他の園との差別化を図るか、また卒園児が保護者になったときに自分の子供達を預けて安心かどうか。アフターフォローが大切です。」と園長先生は語ります。