2024年10月22日 / 最終更新日時 : 2024年10月22日 編集長 今月の一冊 『生命活動として極めて正常』 前々回紹介した、『バリ山行』は日本文学の伝統の系譜に連なる現代の純文学と呼べる作品だったが、今回取り上げる『生命活動として極めて正常』は、その対極とも言える一冊だ。小説サイト「カクヨム」への投稿やはてなブログの年間ランキ […]
2024年10月21日 / 最終更新日時 : 2024年10月21日 編集長 アラフォー夫婦が見た世界 第18回 自由の国、アメリカへ~アメリカ&ペルー前編 アメリカへ向かう飛行機遅延の影響で、ロサンゼルスからラスベガス行きの飛行機には間に合わなかった。仕方なくロサンゼルス空港のベンチで夜を明かし、早朝の便でラスベガスへ向かう。ベンチでバックパックを枕にしてみたり、試行錯誤し […]
2024年10月8日 / 最終更新日時 : 2024年10月8日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第84回 「老辺餃子館」で思い出した「雑誌懸賞」の闇、編集部vs広告部の不毛な殴り合い 中学生のときに長患いをして、1ヶ月ほど入院していたことがある。病室にはテレビすらなく、手持ち無沙汰この上なかった。 同級生が時たま学習プリントを届けてくれたりして、何しろやることがないから致し方ない、勉強でもやるか。とい […]
2024年9月18日 / 最終更新日時 : 2024年9月18日 編集長 今月の一冊 『引き算思考:「減らす」「削る」「やめる」がブレイクスルーを起こす』 『引き算思考』という日本版のタイトルとその装丁は少し誤解を招くかもしれない。本書は「『引き算思考』なる思考法がビジネスや人生に役に立つ」といったハウツー本ではない。原著タイトルにあるように、減らすことをめぐる人間、そして […]
2024年9月17日 / 最終更新日時 : 2024年9月17日 編集長 アラフォー夫婦が見た世界 第17回 トラブルは旅の醍醐味?! ~ニュージーランド編 「もう振替できているんだからいいじゃない!証明書は出せない!」 メルボルンのカウンターでイライラした航空会社の人にそう告げられた。「いや、欠航は欠航でしょう」と押し問答をして粘ったが結局その場で証明書はもらえなかった。欠 […]
2024年9月3日 / 最終更新日時 : 2024年9月3日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第83回 先輩記者のネットワークを奪い取るために知恵を絞った、「信託銀行」キーパーソン絨毯爆撃の思い出 人脈づくりで苦労した記憶はないが、ただの1度だけ知恵を絞ったことがある。 1997年のことだ。銀行担当になるやいなや、三洋証券が潰れ北海道拓殖銀行が倒れ山一証券が力尽きた。不良債権の重みに耐えかねて、大手銀行は一斉に再編 […]
2024年9月2日 / 最終更新日時 : 2024年9月2日 編集長 中年探偵団 第136回 迷走と妄想のジレンマ 日本中、暑い。 涼しいはずの北海道でもやっぱり暑い。 ——–昨年の夏のこと 札幌の真夏日は27日で、猛暑日は3日もあった。 その時、これからはクーラーのない生活には耐えられないかもしれ […]
2024年8月20日 / 最終更新日時 : 2024年8月20日 編集長 今月の一冊 『バリ山行』 最近、大型書店に入るとなんだか息苦しくなる。知識や情報が得られる本、スキルやテクニックを身につけるための本、教養を得られる本、そんな「役に立つ(らしい)本」のタイトルや装丁に圧倒されてしまうのだ。もちろんエンターテイメン […]
2024年8月19日 / 最終更新日時 : 2024年8月20日 編集長 アラフォー夫婦が見た世界 第16回 南半球へ~オーストラリア編 タイ出国の日、お昼頃飛行機でチェンマイからバンコクに戻り、乗り継いでマレーシア・クアラルンプールへ飛び、再び乗り継ぎ、オーストラリア・パースへ向かうという丸1日以上かかるルートだった。言うまでもないがこれが最安だったから […]
2024年8月7日 / 最終更新日時 : 2024年8月7日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第82回 元八千代銀行頭取の訃報で思い出した、「きらぼし銀行」誕生を10年遅らせた(かもしれない)「頂上会食」 「酒井勲氏が死去 元八千代銀行(現きらぼし銀行)頭取」(7月24日の日本経済新聞朝刊)という訃報を目にしたので、今回も一寸した裏話を披露しよう。 酒井さんとは、実のところ3~4回くらいしかお目にかかったことがない。それで […]