BIG販売管理Neo バージョンアップ情報(V3.10.000.004)
BIG販売管理Neoの最新バージョン、V3.10.000.004をリリースいたしましたのでお知らせします。
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【バージョンアップ日】2019年8月8日
【最新バージョン】3.10.000.004
主なバージョンアップ機能
標準税率の自動変更(8%→10%)
2019年10月1日に、自動的に「初期設定登録」と「商品台帳」のシステム税率を10%に変更します。
→ お客様が初期設定を変更する必要はありません。10月1日の日付で受注や売上伝票を入力すると、自動的に10%の消費税を計算します。
これまでの標準税率 8%の商品は自動的に標準税率 10%に変更されますので、軽率減税対象商品は事前に設定しておきます。
商品消費税区分一括変更
V3.10へのバージョンアップ直後は、非課税商品を除き「標準税率」商品になります。2019年10月1日以降に「軽減税率」または「経過措置」となる商品に関しては、商品台帳の「消費税率」を「軽減税率」・「経過措置」へ変更する必要があります。
「軽減税率」または「経過措置」の商品を多く使用される場合は、商品コード範囲指定や分類別に一括で税区分を変更することも可能です。
単価一括変更
増税分の価格を一括で上げる場合や、消費税を含む価格を据え置きにする場合には、商品単価の一括変更が可能です。
※単価一括変更は、9月末までの伝票をすべて入力した状態で行ってください。
過去伝票明細引用時のチェック機能
過去の伝票明細を引用する際、システム税率(標準税率)と異なる税率の内容がセットされた場合に、システム税率に変更するかそのまま引用するかの警告メッセージを表示し、選択できます。
例)2019年9月に登録した「受注伝票」を2019年10月1日に参照した場合
伝票入力時の複数税率の混在
一伝票に「10%」、「8%(軽減税率)」、「8%」などの複数税率を混在できます。
また、伝票のすべての税率を一括で変更することも可能です。
値引き按分処理
売上伝票、仕入伝票入力時に、取引区分「4:伝票値引き」を選択した場合に、税率毎に値引き額の按分処理が可能です。入力した値引き額に応じて、税率毎に値引き按分額が自動計算されます。自動計算された値引き額の変更も可能です。値引き額が確定したら、「追加」ボタンを押すと伝票に値引き額が追加されます。
税率内訳の印字(各種帳票)
各種帳票に税率内訳を印字します。
[帳票種類]
・売掛残高一覧表/買掛残高一覧表
・得意先元帳/仕入先元帳
・請求明細書/支払明細書
・請求一覧表/売掛一覧表
・見積書 など
例)請求明細書
帳票設計
自社独自の納品書や請求書を設計できる帳票設計機能に「税率別金額」、「税率別消費税額」、「軽減税率フラグ」、「事業者登録番号」が追加されます。
※旧バージョンで帳票設計を行っている場合、新バージョンで再設計が必要となり、正しく印刷されない場合がございます。バージョンアップを行う前に担当営業またはこちらよりお問い合わせください。
インポート/エクスポート
伝票や台帳のインポート、エクスポートに、以下の項目が追加されます。
【伝票テキストデータインポート】
・軽減税率フラグ
・8%外税額合計
・8%軽外税額合計(軽減税率)
・10%外税額合計
【商品台帳テキストデータインポート】
・軽減税率フラグ
【テキストデータエクスポート】
・軽減税率フラグ
※データインポート、エクスポートをご利用の場合、最新バージョンセットアップ後にメンテナンスが実行され、起動時にメッセージを表示します。インポート設定をご確認ください。
詳細に関しましては、営業担当までお問い合わせください。