Ver2.10以降にバージョンアップし、[初期設定登録]の「経過処置適用仕訳の消費税額」を”計算する”に設定しても、登録済みの仕訳伝票の消費税額は自動計算しません。

登録済みの仕訳伝票の消費税額を、仕入税額控除の経過処置に応じた控除率で自動計算させる場合は、以下の手順で仕訳伝票の再登録が1枚ずつ必要になります。※一括での再計算機能はありません。

① 登録済みの仕訳伝票を呼び出します。

ここでは例として以下の方法（[仕訳チェックリスト]メニュー）で呼び出しています。[仕訳チェックリスト]以外の呼出方法でも問題ございません。いつもの呼出方法で登録してある仕訳伝票を呼び出してください。

② 呼び出した仕訳伝票の「消費税等」の項目欄をクリックし、「再計算(F9)」をクリックすると、仕入税額控除の経過処置に応じた控除率（80%控除、50%控除）で消費税が再計算されます。

※消費税の再計算は1明細毎になります。1伝票で複数明細入力されている場合は、明細毎に「再計算(F9)」ボタンをクリックしてください。

③ 最後に、「登録(F5)」をクリックします。