2020年2月4日 / 最終更新日時 : 2020年2月4日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第28回 初めて書いた記事、そして編集部点景 歳をとると物忘れが激しくなる、とはよく言われることだが、昔から物覚えがいい代わりにスカッと物忘れもする質である。 このメルマガ連載も28回目を迎え、自分で何を書いたのか、すでに忘れつつあるのだから、困ったものだ。 今回は […]
2020年1月8日 / 最終更新日時 : 2020年1月8日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第27回 新ビル建設計画を真っ先に嗅ぎつける「TOTO」の魔力(?) せわしない年の瀬、その昔に勤めていた会社を通りかかる機会があったので、ちょいと立ち寄ってみた。 もっとも、会社そのものは、もうそこにはない。1990年代末に自社ビルを売り払って、跡地には立派な「超高層ビル」が建っている( […]
2019年12月3日 / 最終更新日時 : 2019年12月3日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第26回 週刊誌記者とタクシー(後編) 前回に続いて、「タクシー」の話である。タクシーと言えば、やはり1980年代後半が思い出されますな。バブル経済の好景気で、とにかく空車がつかまらなかった。 暮れの金曜日、六本木で呑んでいて、終電を逃してしまった。しょうこと […]
2019年11月5日 / 最終更新日時 : 2019年11月5日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第25回 週刊誌記者とタクシー(前編) この原稿に限って、掲載されたものを読むことをなぜかしないのだが、虫の知らせというのか、前回はサラッと目を通してみた。「週刊誌の禁忌(タブー)」である。 鉄道弘済会、セブンイレブン、国税・警察といった国家権力に加えて、もう […]
2019年10月7日 / 最終更新日時 : 2019年10月7日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第24回 週刊誌の「禁忌」(タブー) 過日、「鉄道弘済会」主催の落語会に出かけてきた。1000人近い大ホールがほぼ満席の大盛況である。 金原亭馬生、柳家喬太郎という人気者が登場して、木戸銭はたった500円。もちろん、鉄道弘済会が出演料を補充しているわけで、さ […]
2019年9月3日 / 最終更新日時 : 2019年9月3日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第23回 熱狂のインドへ(最終回) インドといえばヒンドゥー教、ヒンドゥー教といえば「牛肉」はご法度である。牛の殺生は固く禁じられているから、首都のデリーにすら「野良牛」がうろうろしていて、交通渋滞の原因になっている。 一方で、インドには1億8000万人の […]
2019年8月7日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第22回 熱狂のインドへ(その3) そして、わたしたちはインドに還る(笑)。 幾多の寄り道を経て、今回はようやく「熱狂のインドへ(その3)」をお届けします。 インドと言えば「カースト制度」である。学校で教わるカーストは、バラモン(僧)、クシャトリア(王族) […]
2019年7月4日 / 最終更新日時 : 2019年7月4日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第21回 「足で稼ぐ」記者稼業 刑事や記者などという稼業は、俗に「足で稼ぐ」と言われる。靴のかかとをすり減らして、あちらこちらをうろついては、ネタを拾ってくるイメージがあるのだろう。 実際、記者という仕事をやっていると、靴は「消耗品」と化す。だからとい […]
2019年6月3日 / 最終更新日時 : 2019年6月3日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第20回 忘れがたい人々 今月のお題は「熱狂のインドへ(その3)」となるはずだったが、ちょっと他に書きたいことが浮かんできた。 そういうわけで、インド放浪記は来月に再開することとして、「忘れがたい人々」の思い出を紹介してみたいと思う。 「忘れがた […]
2019年5月9日 / 最終更新日時 : 2019年5月9日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第19回 熱狂のインドへ(その2) インドに到着して最初に会ったのは、バンガロールで最も有名な和食レストランのマダムだった。この1件だけ約束を取り付けておいて、あとはサイコロを転がす。出た目に応じて、取材の網を広げていく。 レストランで食事をしながら、まず […]