2020年6月16日 / 最終更新日時 : 2020年6月16日 編集長 今月の一冊 『兄の終い』 『兄の終い』は、著者が、兄の突然の死と関わった5日間の出来事を綴ったエッセイである。特に大きな事件が起きるわけではなく(もちろん兄が突然死んでしまうということは、個人史においてはひとつの事件かもしれないが)、兄の死の「後 […]
2020年6月2日 / 最終更新日時 : 2020年6月2日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第32回 徹夜明けの「サウナ」と「鉄人28号」の記憶 首都圏でも緊急事態宣言が解除された。されてもされなくても、日常の暮らしぶりにさほど変わりもないのだが、落語の寄席と呑み屋が開けていないことだけは、どうにかならないものかと思いましたね。 落語も聴けない、外ではろくに酒も呑 […]
2020年6月2日 / 最終更新日時 : 2020年6月2日 編集長 今月の一曲 山下達郎「WINDY LADY」(山下達郎)1976RCA 山下達郎のデビューアルバム『CIRCUS TOWN』の超絶ファンキーチューン。 演奏は米国のスタジオミュージシャンですから、グルーブが本物なのは、当然ですが、驚くべきは、弱冠23歳の日本人が、ブラックミュージックの精髄を […]
2020年5月19日 / 最終更新日時 : 2020年5月19日 編集長 今月の一冊 『現代経済学の直感的方法』 『現代経済学の直感的方法』。ちょっと敬遠したくなるようなかたいタイトルだが、とにかく、すいすい読める。いや、ぐいぐい読まされてしまう、といったほうがいいだろうか。シンプルな例えと簡潔な言葉で、資本主義について、金利につい […]
2020年5月18日 / 最終更新日時 : 2020年5月18日 編集長 今月の一曲 薬師丸ひろ子「Woman “Wの悲劇”より」(松本隆/呉田軽穂)1984東芝EMI ここ数年、コンサートを積極的に行っていたことは、知っていました。また、大瀧詠一作曲の「探偵物語」やこの曲が、1980年代のスタンダードとして、屈指の名曲であったことは再認識していました。 そんな折、2019年のライブ映像 […]
2020年4月28日 / 最終更新日時 : 2020年5月1日 編集長 中年探偵団 第110回 不要不急の旅 はじめに 日本中が落ち着かなくて、出口の見えないトンネルにいるような気分です。 もしかすると、今我々は歴史の転回点にいるのかもしれません。。。 といった難しい話は得意じゃないので、炎上覚悟でいつものように誰の得にもならな […]
2020年4月28日 / 最終更新日時 : 2020年4月28日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第31回 ネクタイとICレコーダー、それにZOOM 「十年一昔」というくらいで、週刊誌の記者をやめて10年もたつと、「世の中変わったなぁ」と思うことがいくつもある。 たとえば、「ネクタイ」だ。あたしが現役だったころは、率先して「クールビズ」(2005年から始まった)を推進 […]
2020年4月16日 / 最終更新日時 : 2020年4月16日 編集長 今月の一冊 『人間たちの話』 今はSFを読むのにふさわしい時期ではないか、と思っている。それは別に、SFに描かれているような未来がこれからやってくるからとか、SFで示唆される知見が今後役に立つから、というわけではなく、多くのSFが持つ「人間に対する視 […]
2020年4月2日 / 最終更新日時 : 2020年4月2日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第30回 バブルの時代の「観桜会」、そして「記者懇親会」 このメルマガのクライアントや読者との兼ね合いで、できるだけ「特定の社名」を出して欲しくないのだそうである。 先月も編集段階で「社名」を削られたため、こちらとしては予め確認をしておかなければならないな。ということで、「この […]
2020年4月1日 / 最終更新日時 : 2020年4月1日 編集長 今月の一曲 Sheila E. 「The Glamorous Life」(Prince)1984Warner Bros 1980年代半ば、プリンスは世界の音楽の頂点に鎮座していました。孤高の存在として、数多の普通の天才を遥かに凌駕した境地にいたのです。 当時高校生の私は、殿下のアルバムが発表される度に、その圧倒的な創造性に驚愕させられてい […]