2019年10月4日 / 最終更新日時 : 2019年10月4日 編集長 今月の一曲 John Coltrane 『Acknowledgement』 (Coltrane) 1965Impulse! 北米大陸にて勃興したジャズは、第二次大戦後、急速に先鋭化し、ビバップを嚆矢としてモダンジャズの隆盛を産んだ。モダンジャズは、約20年弱の間、様々な進化を遂げた後、急速に衰えた。その没落は、ロックのブレイクと期を一にしてい […]
2019年9月18日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 編集長 今月の一冊 『休日はコーヒーショップで謎解きを』 今回取り上げるのは、ロバート・ロプレスティの『休日はコーヒーショップで謎解きを』。書くにあたり、参考までにこの本のAmazonのレビューをちょっと覗いて見たら、少し残念なことになっていた。 でもそれには理由がある。 昨年 […]
2019年9月18日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 編集長 今月の一曲 高橋幸宏 『Glass』 (高橋/バラカン) 1981ALFA 9月8日、台風の接近が伝えられるなか、新宿文化センターで、高橋幸宏を観ました。 長いキャリアのなかでも、80年代の曲をフィーチャーした内容で、無機質なニューウェイブサウンドを楽しめる珍しいコンサートでした。 ライブ中盤、 […]
2019年9月3日 / 最終更新日時 : 2019年9月3日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第23回 熱狂のインドへ(最終回) インドといえばヒンドゥー教、ヒンドゥー教といえば「牛肉」はご法度である。牛の殺生は固く禁じられているから、首都のデリーにすら「野良牛」がうろうろしていて、交通渋滞の原因になっている。 一方で、インドには1億8000万人の […]
2019年9月2日 / 最終更新日時 : 2019年9月2日 編集長 中年探偵団 第106回 ふそくのじたい さんまが不漁らしい。 遠洋では獲れるらしいが、採算が合わないとのこと。 不漁の原因はいろいろあるらしいが、とにかく今年のさんまは高嶺の花になりそうだ。 不測の事態で、庶民の秋の味覚が遠くなっていく(庶民って誰だ!?)。 […]
2019年8月21日 / 最終更新日時 : 2019年8月21日 編集長 今月の一冊 『生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究』 ついに名著が文庫化した。『生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究』という魅力的な題名に、著名生命科学者たちの楽しげなイラスト。書店に平積みしてあれば、思わず手にとってしまう表紙カバーで、実際売れているらしい。最近 […]
2019年8月7日 / 最終更新日時 : 2019年8月7日 編集長 経済誌記者のここだけ話 第22回 熱狂のインドへ(その3) そして、わたしたちはインドに還る(笑)。 幾多の寄り道を経て、今回はようやく「熱狂のインドへ(その3)」をお届けします。 インドと言えば「カースト制度」である。学校で教わるカーストは、バラモン(僧)、クシャトリア(王族) […]
2019年8月5日 / 最終更新日時 : 2019年8月5日 編集長 今月の一曲 大瀧詠一 『指切り』 (大瀧) 1972Bellwood はっぴぃえんど在籍時代に発表された1stソロアルバム「大瀧詠一」は1972年に発売されていますが、私は1995年に発売されたボーナストラックがたっぷり入った再発CDを長く聴いていました。今回2012年版リマスターを遅れば […]
2019年7月22日 / 最終更新日時 : 2019年7月22日 編集長 今月の一冊 『満腹の情景』 『満腹の情景』は、フォトジャーナリストの木村聡さんが、雑誌「週刊金曜日」に連載した五四篇の記事をまとめたものだ。まず、その連載期間の長さに驚く。 連載開始は2011年末。東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故 […]
2019年7月19日 / 最終更新日時 : 2019年7月19日 編集長 今月の一曲 佐野元春 『COMPLICATION SHAKEDOWN』 (佐野元春) 84EPIC 今年63歳の佐野元春は、未だ現役感を残したベテランロッカーとしてリスペクトされている。確かに佐野は、独自の方法論を貫き続けている稀有な存在だとは思う。 しかし、長いキャリアの中で、佐野元春が、臨界点を超えてブチ切れたのは […]