BIG顧客管理Neo
セキュリティ
権限設定やアクセス制限を強化したセキュリティ対応版で個人情報をしっかり保護。
情報の漏洩は大きな社会問題となっており、顧客情報保護に対する企業としての姿勢の問われる問題です。大切なお客様のデータを取り扱う顧客管理ソフトで、情報漏えい防止対策を施します。
複数のオペレータが使用するPCでも、BIG顧客管理NeoならユーザーIDごとに権限グループを設定することで細やかな機能使用制限ができ、データの持ち出しはもちろん、 データの改ざんや書き換えも防止できます。
タブごと、または項目ごとにアクセス権限を設けることにより、オペレータごとに閲覧・取扱いの出来る情報をコントロールできます。 (セキュリティ項目はオプション機能です。)
セキュリティ項目(オプション)
大切なお客様の情報の中で、特に秘匿性の高い情報はオプションのセキュリティ項目で管理。
権限のないユーザーは、セキュリティ項目の内容はマスキングされた状態で表示されます。
こんなときに便利です!
- 会員様のログインパスワード
- クレジットカード情報
- 従業員の運転免許証
- パスポート番号 など
二重パスワード設定(オプション)
セキュリティ項目の取扱い権限のあるユーザーにも、印刷やエクスポート時には再度パスワードによる認証を
求めることも可能です。
権限グループ
権限グループごとに、各メニューの「表示」「登録」「削除」「出力」「印刷」処理を制限します。
ユーザーには、ここで設定した権限グループを付与します。 権限グループは約1000まで設定でき、一括設定や別の権限への設定内容のコピーも可能です。
(例)権限グループが“ユーザー”の場合
顧客台帳での制限
○表示
○登録
×削除
×出力
×印刷
ユーザー設定
ユーザーごとにID/パスワードを設定し、権限グループを割り振ります。ユーザーは、権限グループで設定した機能制限が付されます。
パスワードポリシーの設定
ユーザーごとに設定するパスワードに、以下のポリシーが設定できます。
■有効期限
パスワードの有効期限を0日~999 日の間で設定。
■警告開始日数
有効期限から計算してログイン時に警告メッセージを表示させる日数を 0 日~999 日の間で設定。
■長さ
パスワードの長さを 0 文字~20 文字の間で設定。
■要件
「英大文字を使用する」、「英小文字を使用する」、「数値を使用する」、「記号を使用する」のうち、0~4項目までを設定。
■履歴記録
パスワードの変更履歴を 0~24 回の間で記録する回数を設定。
■管理者パスワード
管理者に上記のパスワードポリシーを適用させるか選択
ユーザー設定情報(ユーザーID/パスワード/権限グループ)は、テキストファイルのインポートも可能です。
インポート時に、セキュリティポリシーのチェックも行います。
画面アクセス設定
タブ単位で、情報の閲覧を制限します。
権限設定で制限されたユーザーは、顧客台帳画面のタブごとにアクセスできないよう設定できます。
データの暗号化
SBIネットシステムズ株式会社製の高度カオス暗号アルゴリズムを組み込み、セキュリティ項目(オプション)、バッグアップデータ、転送データ、操作ログ、CTI対応版の発着信ログ情報等を暗号化。
データ転送時、設定された暗号化キーを使用して、転送データを暗号化します。
暗号化されたデータは、この「暗号化キー」がないと復号することはできません。
当システムでは、暗号化された転送データは、同じく当システムの「テキストデータ取込」でのみ復号できます。
[復号]とは
- 暗号化されたデータを元の通常のデータ形式に戻し、コンピュータ上で解読可能とする作業を復号と言います。
ログ管理
システムで実行された全ての作業をログをして残します。
ログは暗号化して残りますが、管理者権限でログインしている場合のみログビューアーで閲覧することができます。
[ログビューアー機能]
・閲覧方式:ユーザー別/日付別(クライアント別/ログインユーザー別)
・ログファイルの保存
・ログファイルの削除