よくあるご質問
Q【令和7年度版】定時決定の保険料移行手順
Aこの質問に対する回答
7月の定時決定で決定した「等級」「標準報酬月額」「保険料」を、人事マスタへ移行します。
なお、決定された標準報酬月額は、令和7年9月分(10月納付分)より適用となります。
移行方法は、定時決定の算出を
・『BIG給与計算Neoで行っている場合』
・『BIG給与計算Neoで行っていない場合』
で異なります。
定時決定の算出をBIG給与計算Neoで行っているか不明な場合は、以下の手順でご確認ください。
1. [社会保険算定] → [定時・随時一覧表]を開き、印刷条件は変更せず、そのまま実行します。
2.「該当データがありません」と表示された場合は、BIG給与計算Neoで定時決定の算出を行っていません。
それぞれの移行手順の詳細は、簡易マニュアルの『定時決定の保険料移行処理手順(令和7年度版)』をご参照ください。
閲覧・ダウンロードには「ICS会員番号」と「パスワード」が必要です。ICS会員証をご確認ください。
◆ BIG給与計算Neoで算出している場合の移行手順
移行処理を行う前に、事前作業として以下を実施してください。
・「等級」「標準報酬月額」「保険料」を適用する月の前月の月例更新(賞与更新)
・該当月のデータ保存
徴収方法 | 実施すべき事前作業 |
当月徴収 | 8月分のデータ保存と月例更新が完了していること |
翌月徴収 | 9月分のデータ保存と月例更新が完了していること |
① 社会保険変更通知書の印刷(必要な場合のみ)
この帳票は給与明細書に添付するものです。必要に応じて印刷してください。
[社会保険算定] → [社会保険変更通知書]を開き、「定時決定」を選択し、「実行」をクリックします。
プリンタの設定画面が表示されますので、用紙サイズや向きを確認して印刷を実行してください。
用紙サイズ:B4 横 または 15×11インチ
② 改定後の情報を人事マスタに移行
[社会保険算定] → [改定後等級保険料移行]を開き、「定時決定」を選択し、「実行」をクリックします。
※ 移行後は、社会保険算定の関連帳票(定時決定一覧表など)が印刷できなくなります。必要な場合は、移行前に必ず印刷してください。
③ 確認メッセージの対応
移行処理の確認メッセージが表示されます。内容を確認のうえ、問題がなければ「はい」をクリックして処理を進めてください。
④ 移行完了の確認
「移行処理は正常終了しました。」と表示されたら、移行完了です。「OK」をクリックして終了します。
⑤ 移行内容の確認
[マスタ管理] → [人事マスタ項目別入力] → [健保・厚保一括入力]を開き、算定対象者を呼び出して以下の内容を確認してください。
・健康保険、厚生年金の等級
・標準報酬月額
・保険料
※ 介護保険料を個別に入力している場合は、新しい等級に合わせて保険料を入力してください。
【介護保険料が自動計算の場合】
[健保・厚保一括入力]メニューでは保険料の確認ができません。
月例給与計算を実行後に、「給与明細一覧表」または「月例給与確認モニタ」で確認してください。
◆ BIG給与計算Neoで算出していない場合の移行手順
移行処理を行う前に、事前作業として以下を実施してください。
・「等級」「標準報酬月額」「保険料」を適用する月の前月の月例更新(賞与更新)
・該当月のデータ保存
徴収方法 | 実施すべき事前作業 |
当月徴収 | 8月分のデータ保存と月例更新が完了していること |
翌月徴収 | 9月分のデータ保存と月例更新が完了していること |
① 等級と標準報酬月額の手入力
[マスタ管理] → [人事マスタ項目別入力] → [健保・厚保一括入力]を開き、社員順(または所属順)で対象社員を呼び出し、「等級」と「標準報酬月額」を入力します。
※この時点では「保険料」は入力しません。手順②で自動算出され、人事マスタの各保険料欄(健康保険・厚生年金)に反映されます。
② 保険料の自動算出と反映
[マスタ管理] → [料率改正時一括保険料計算]を開き、「健康保険」と「厚生年金保険」にチェックを入れて、「実行」をクリックします。
これにより、手順①で入力した等級・標準報酬月額に基づいて、保険料が自動計算され、人事マスタに反映されます。
③「等級」「標準報酬月額」「保険料」が正しく移行されているかを確認します。
[マスタ管理] → [人事マスタ項目別入力] → [健保・厚保一括入力]を開き、算定対象者を呼び出して以下の内容を確認してください。
・健康保険、厚生年金の等級
・標準報酬月額
・保険料
※ 介護保険料を個別に入力している場合は、新しい等級に合わせて保険料を入力してください。
ID #11186
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