令和6年6月以後に給与等の計算処理を行う際、月次減税額の控除額を正しく計算するため、支給日に合わせて計算、更新等の処理が必要です。このメッセージは、処理の順番を誤っていた場合に表示されるメッセージになります。

◇ 事象例

給与支給：令和6年6月14日

賞与支給：令和6年6月10日

給与処理を先行し月例更新まで行った後に、賞与処理を行おうとした場合、賞与作成や賞与データ登録の処理はできますが、賞与計算を実行する際、以下のメッセージが表示され賞与計算の処理ができません。

「6月分の給与計算結果があります。6月分の給与計算を取消後、再度6月の賞与計算を実行してください。」

◇ 対処方法

手順①～⑤の順に処理を行います。

① 月例更新（取消）

② 賞与計算の実行

③ 賞与に係る一連の処理（賞与明細一覧表印刷等）後、賞与更新

④ 月例給与計算を再実行

⑤ 給与に係る一連の処理（給与明細一覧表印刷等）後、月例更新

＜関連FAQ＞

Q.月次減税事務の対象は何月からですか？

Q.各人別控除事積簿は印刷できますか？